パフォーマンス改善とケガの予防
思い通りのパフォーマンスを行えるためには、筋肉のコントロールは重要です。
- 最高のコンディションで試合にのぞみたい
スポーツだけでなく、柔軟性に悩む方はこれからの内容を最後までご覧ください。
筋肉を硬くする3つの要素
パフォーマンスが悪いとイメージ通りの動きが実現できません。
そのほとんどが筋肉のしなやかさに影響します。
実は筋肉が硬くなる3つの要因があります。
- エネルギー不足
- 老廃物の蓄積
- 負荷による筋肉ロック
![筋肉を硬くする3つの要素](https://wp.yurumunya.jp/wp-content/uploads/2024/12/reasonHardmuscle-768x402.jpg)
エネルギー不足
スポーツにおいて栄養は重要な要素です。
炭水化物だけの無酸素でのATP(アデノシン三リン酸)生成ではより良いパフォーマンスは実現できません。
最高のパフォーマンスを実現するためには、タンパク質を中心にビタミンB1、B2、ビタミンC、ビタミンE、鉄分などバランスよく十分な補給をしていることが大事です。
そうすることで、ATP生成が効率的に行われ、大量のエネルギーを使うことが可能になります。
もし、エネルギー不足を起こすと、本来あるべきパフォーマンスが実現できないだけでなく、筋肉が収縮しケガを引き起こす原因にもなります。
また、せっかく十分な栄養補給を行えても、血行不良によるエネルギー供給不足になっていると意味がありません。
それはもともと筋肉が硬く縮まっていて、硬くなった筋肉による血管圧迫が起きていることも考えられます。
老廃物の蓄積
細胞が呼吸をし燃焼したあと、老廃物が排出されます。
通常なら静脈やリンパ管を通して、腎臓より体外に排出されます。
もし、過剰な運動で老廃物の排出が追いつかない場合、本来の循環がとどこおり、新しい血液も供給しづらくなります。
筋肉パフォーマンスももちろん低下します。
このようなパフォーマンス低下状態で無理をすると、筋肉が硬く縮まったままロックしやすくなります。
硬くなった筋肉によりさらに老廃物の蓄積は大きくなり本来のパフォーマンスもさらに低下し、怪我のリスクも高まります。
負荷による筋肉ロック
どの整体でも気付かなかったのが、3つ目の筋肉ロックです。
![急な負荷と筋肉のロック](https://wp.yurumunya.jp/wp-content/uploads/2024/02/lockedmuscle.jpg)
筋肉ロックは予期せぬ負荷で起こります。
前述で示すエネルギー不足や老廃物蓄積でパフォーマンスが低下した時に起こることだってあります。
筋肉ロックは無理に動かしたり、過度な負荷を与えたときに、筋繊維が損傷したり骨格に損害でないように、筋肉のなかにある筋紡錘(きんぼうすい)という器官が筋肉を硬く縮める防衛反応を起こします。
つまり、刺激や急激な動き・負荷に弱いのです。
動かし続けるたびに筋肉ロックは大きく強くなります。
筋肉ロックは筋繊維を伸ばす動きにブレーキをかけるので、思い通りの動きを大きく制限します。
- パフォーマンス低下
- 血行不良
- エネルギー不足になりやすい
- バテやすい
- 老廃物蓄積が取れない
- つりやすい
- ケガしやすい
エネルギー不足と老廃物蓄積のための休養も大事ですが、筋肉ロックの改善をしっかり行うことが、パフォーマンス維持と最高のコンディション維持になります。
筋トレは最高のパフォーマンスをつくるとは限らない
スポーツをされているあなたに聞きます。
最高の結果を出したいのですか?
それとも筋肉を大きくしたいんですか?
おそらく多くのアスリートは最高の結果を出したいはずです。
- 筋トレをしたら、最高の結果を手に入れられるか?
それは違います。
筋トレの目的はただ筋繊維を大きくして、瞬間の筋出力(パワー)を大きくしているだけです。
しかし、それだけでは宝のもちぐされです。
大事なのはそのあとの2点
- 筋肉量が増えた分のエネルギー供給量を考えた栄養管理
- 筋肉がコントロールしやすい状態を維持
最初の栄養管理については、筋肉量が増えれば、それだけ消費エネルギーが増えます。
だからこそ筋トレだけでなく常にタンパク質やビタミン、ミネラルの影響補給はしっかり行うことが重要です。
また、筋肉コントロールしやすい状態とは、イメージしたとおりに実現できているか?ということです。
上記の栄養管理ができていなかったり、筋肉ロックがあったりすると、筋コントロールがうまくできない状態におちいります。
下手すると筋コントロールが思い通りにいかないだけでなく、ケガを起こすリスクも大きくなります。
それでは本末転倒です。
最高のパフォーマンスを得るための最優先事項は
- 現状のパワーを100%出せる筋肉のしなやかさ
を作ることです。
現状のパワーを100%出せる筋肉を作るには?
トレーニング前後と試合本番で一貫していることは
- 筋肉のしなやかさを維持するための行動を行う
これにつきます。
それぞれのケースでお伝えしたいことをあげます。
トレーニング前に筋肉ロックを外す
筋肉が本来のしなやかさをまず作ってからトレーニングを行うことです。
なぜなら、筋トレや練習などのトレーニングは負荷が大きいからです。
負荷が大きいことは筋肉ロックも起こりやすくケガのリスクも大きい
だからこそ動きの悪い箇所を触って硬くて痛みがあれば筋肉ロックを外して、ケガの予防と思い通りのトレーニングをこなすことです。
できないときこそ必要以上のトレーニングを求めすぎ、オーバーワークになりがちです。
効率の良いトレーニングを行うために、筋肉ロック箇所を自分で改善しましょう。
- ミオンパシー セルフ整体 〇〇(筋肉の箇所)
をグーグル検索することで、いろんな動画が出てきます。
有効利用していいコンディションで練習にのぞみましょう。
トレーニング後にもパフォーマンスを改善する
もちろんトレーニング後も筋肉ロックは起こり得ます。
なぜならトレーニングは疲労がたまっても無理に動かしているからです。
ストレッチしながら硬い箇所があれば無理に伸ばさずに、ロック解除をセルフ整体を行います。
筋トレや練習後の栄養はしっかりとる
筋トレ後にはエネルギーを必要とします。
筋トレ後に筋肉は傷つきマクロファージが捕食したあと超回復という筋繊維の再生成をします。
この超回復にATPが必要とします。
ATP生成を効率よく行うには、タンパク質やビタミンB1やB2など鉄分やマグネシウムのミネラル群をバランスよく摂る必要があります。
- いい体を作るにはバランス良い栄養補給
本番前はトレーニングをしすぎない
理由は簡単です。
トレーニング後の筋肉が再生成するために約3日ほどかかるからです。
筋肉が完全な状態でないのに本番にのぞむようなものです。
まずは筋肉ロック箇所をとり、万全のからだづくりを行うのが最優先です。
あとは睡眠をしっかり取ることです。メンタルの乱れは筋コントロールを乱すことになるからです。
筋肉を柔らかくすると力が出ないのでは??
筋肉を柔らかくすると力が出ないのでは??と疑問に思っている方も多いでしょう。
実は逆で硬い筋肉ほど本来の力を発揮できません。
筋肉の動作は脳からの命令から神経をつたって筋紡錘に信号を送ります。
その命令により筋肉の収縮や収縮からの解放をおこない、力を制御しているのです。
ロックした筋肉はその筋紡錘が縮んだままコントロールできなくなった状態なので力は出にくくなります。
伸びない筋肉があると反対側のまげようとする筋肉のさまたげにもなるので、余計にむだなりきみも生じます。
いろんな意味で効率が悪い状態です。
ストレッチではなく筋肉ロック解除で筋紡錘の制御が正常に機能することにフォーカスしてほしいのです。
しなやかな筋肉をつくり、最高のパフォーマンスを作りましょう。
ケガからの復帰もサポートしております
もしスポーツでケガをした場合、過度な負荷がかかって筋肉が硬くなっているはずです。
外傷は対応できませんが、硬くなった筋肉への改善は対応可能です。
ただし、外傷がある場合とない場合では改善できる箇所も限られます。
ケガの改善を行いながら、パフォーマンスも改善できるのがミオンパシー整体をはじめとした筋肉ロック解除の強みです。
じっくり慌てずに確実に改善して、最高の状態で試合に復帰を目指しませんか?
おすすめコースと施術回数の目安
- ゆるむんや整体ロング(通常の場合)
- ゆるむんや整体スタンダード(軽いメンテナンス時)
ゆるむんや整体ロングを推奨するのはスポーツアスリートの場合は全身のバランスを見ないといけません。
筋肉ロックを1箇所改善するのに約90秒必要ですので、基本的に120分は必要と考えます。