ひざの痛み改善は得意分野です
ひざの痛みはゆるむんやが扱っているミオンパシー施術の得意分野です。
なぜなら、ひざのしくみを理解したうえで、各々の適切なアプローチを行っているからです。
ただ、ひざが痛いって痛いところを一所懸命やっても意味がありません。
ひざの痛みは大きく分けて2種類あります。
もちろんこの2つの痛みは根本原因が異なります。ひとつひとつの動きがわかれば何が弊害になっているのかがわかると思います。
それではひとつひとつお話していきましょう。
ひざを曲げると痛い
ひざを曲げるときに痛む原因はももの前側の筋肉ロックに原因があります。
ひざを曲げるときに痛みが出ると主に以下のようなつらさが起こります。
- ひざが曲がらない
- 階段が登れない
- 正座ができない
まずひざを曲げる動きを説明してから、なぜ前側の筋肉が硬いのが原因かを説明いたします。
ひざを曲げる動き①初動はハムやふくらはぎの縮まりから
ひざを曲げるときに直接かかわるのが、ももの裏側にあるハムストリングスとふくらはぎの筋肉です。
ハムストリングスとふくらはぎの筋肉が縮まると、ひざの関節は後ろ側に曲げられます。
ひざをまげるときに痛みがでるのは、ひざを曲げる動きに抵抗する筋肉に問題があります。
その筋肉がひざを伸ばす動きを行う大腿四頭筋(だいたいしとうきん)です。詳しい名前をいうと
- 大腿直筋(だいたいちょっきん)
- 内側広筋(ないそくこうきん)
- 外側広筋(がいそくこうきん)
- 中間広筋(ちゅうかんこうきん)
大腿四頭筋のどこかが筋肉ロックで硬くなると、曲げる動きに抵抗して次のような状態になり痛みに変わります。
- 関節に負荷がかかる
- 大腿四頭筋内の毛細血管圧迫による血行不良
ひざの改善にはまず大腿四頭筋の筋肉ロックを解除し、本来の筋肉のしなやかさをとりもどすことから始まります。
職業やスポーツ歴、男性・女性などでロックする箇所も異なる筋肉ですので、しっかり可動域チェックを行い改善していきますのでご安心ください。
ひざを曲げる動き②ひざの関節をスムーズにするための後十字靭帯
ひざを曲げる動作は直角より曲げることが多いです。
実はひざの関節でも、太ももの骨(大腿骨)がゴルフのウッドクラブみたいな形になってて、そのままではすね側の半月板などにぶつかってしまいます。
そのようないびつな形でも直角以上に曲げられるのは、骨を安定させるための十字靭帯が関わっています。
ひざを曲げる時、大腿骨がぶつからないように、後十字靭帯(こうじゅうじじんたい)によって大腿骨を前にスライドさせる動きを実現しています。
後十字靭帯がうまく機能していないと、関節のひっかかりが起きて痛みも大きいです。
からだづくり整体サロンゆるむんやでは、後十字靭帯の調整を行い、スムーズな動きを目指します。
ひざを曲げる動き③すねをひねって正座の動きを実現
最後にすねを内側にひねることで、ひざを折りたたむ動きを実現しています。
その動きを実現するのが、後脛骨筋(こうけいこつきん)というすねのインナーマッスルやヒラメ筋というふくらはぎ側の筋肉です。
足をおしりまでつけて見てください。おそらくほとんどの方は足先が中央を向いているはずです。
また、正座をする時、真ん中に足の指がクロスされている方も多いと思います。
すねが内側にひねられている証拠です。
もし、この動きができない方は、すねの前側にある前脛骨筋が筋肉ロックし抵抗している可能性があります。
ひざを曲げる時の痛みを改善するには前側の筋肉ロック解除
以上、ひざを曲げる動きはこういった複雑な動きで実現しています。
ひざの曲げる動きをまとめると
- ハムストリングスやふくらはぎで曲げる
- 後十字靭帯で安定して大腿骨を前にスライド
- すねをひねらせてさらに安定した曲がりを実現
もしひざが曲がらないときはゆるむんやでは以下の筋肉にアプローチします。
- 大腿四頭筋の筋肉ロック解除で前ももを柔らかくする
- 前脛骨筋の筋肉ロック解除ですねのねじれをスムーズにする
- それでも曲がらないときは後十字靭帯の調整を行う
以上のアプローチによって、ひざの動きをなめらかにし、ひざの曲げる動きを改善していきます。
おすすめコースと施術回数の目安
- ゆるむんや整体スタンダード✕4回
- ゆるむんや整体ショート✕2回
※はじめの3回は4日〜週1間隔で施術をうけられることをおすすめします。
ひざを伸ばすと痛い
ひざを伸ばすときに痛む原因はもものうしろ側やふくらはぎの筋肉ロックに原因があります。
ひざを伸ばすときに痛みが出ると主に以下のようなつらさが起こります。
- ひざが伸びない
- 階段が降りるときつらい
- 立っているとひざが痛い
- ひざの裏側が痛い
基本的にはひざを曲げる動きの逆です。
ひざを伸ばす動きの説明しながら、ひざの痛みの根本原因を説明いたします。
ひざを伸ばす動き①初動は大腿四頭筋の縮まりから
大腿四頭筋(だいたいしとうきん)はひざを伸ばすための筋肉です。
ひざを曲げた状態から大腿四頭筋が前にひっぱることでひざを伸ばしています。
ひざを伸ばすときに痛みがでるのは、ひざを伸ばす動きに抵抗する筋肉に問題があります。
抵抗している筋肉はハムストリングスとふくらはぎです。
詳しく筋肉名で話すと
ハムストリングスが
- 大腿二頭筋(だいたいにとうきん)
- 半腱様筋(はんけんようきん)
- 半膜様筋(はんまくようきん)
ふくらはぎが
- 腓腹筋(ひふくきん)
- ヒラメ筋(ひらめきん)
ハムストリングスやふくらはぎが筋肉ロックで硬くなると、ひざを伸ばす動きに抵抗して次のような状態になり痛みに変わります。
- 関節に負荷がかかる
- 曲げる側の大腿四頭筋がりきんで、大腿四頭筋内の毛細血管圧迫し血行不良を起こす
- 腓腹筋内の毛細血管圧迫による血行不良
※ひざのうらが痛い場合
ヒラメ筋については、後ほど説明する③に影響します。
伸ばすときに痛むひざの改善にはまずハムストリングスやふくらはぎの筋肉ロックを解除し、本来の筋肉のしなやかさをとりもどすことから始まります。
ひざを伸ばす動き②ひざの関節をスムーズにするための前十字靭帯
ひざを曲げる時は大腿骨を前にスライドさせて、骨がぶつからないように後十字靭帯で安定させました。
逆にひざを伸ばす時は大腿骨をうしろにスライドさせるような動きをとなります。
前十字靭帯(ぜんじゅうじじんたい)が大腿骨を安定したスライドを実現しています。
前十字靭帯がうまく機能していないと、ひざがまっすぐになっていないことが多いです。
からだづくり整体サロンゆるむんやでは、前十字靭帯の調整を行い、スムーズな動きとひざを真っ直ぐ伸ばす状態に改善します。
ひざを伸ばす動き③すねを外側にひねって安定した立ち姿に
最後にすねを外側にひねることで、ひざをまっすぐに伸ばす動きと安定した立ち姿を実現しています。
その動きを実現するのが、前脛骨筋(ぜんけいこつきん)というすねの前側にある筋肉です。
ひざが伸びた状態を安定させ、かかとを中心にハの字になっている状態でどっしりと安定します。
もし立っているとき、ひざが伸びきれず足先が内側向いて、小指に重心がかかって安定しない方は、ふくらはぎのインナーマッスルである後脛骨筋(こうけいこつきん)とヒラメ筋の筋肉ロックが原因と考えられます。
ひざを伸ばす時の痛みを改善するにはうしろ側の筋肉ロック解除
以上、ひざを伸ばすうごきについて説明いたしました。
ひざの伸ばす動きをまとめると
- 大腿四頭筋でひざを伸ばす
- 前十字靭帯で安定して大腿骨を後ろにスライド
- すねを外にひねらせてさらに安定したひざの伸びを実現
もしひざが伸びないときはゆるむんやでは以下の筋肉にアプローチします。
- ハムストリングスやふくらはぎの筋肉ロック解除でうしろももとふくらはぎを柔らかくする
- 後脛骨筋やヒラメ筋の筋肉ロック解除で、すねが外側にひねる動作をスムーズに
- それでも伸びが悪いときは前十字靭帯の調整を行う
以上のアプローチによって、ひざを伸ばす動きや痛みを改善していきます。
おすすめコースと施術回数の目安
- ゆるむんや整体スタンダード✕5回
- ゆるむんや整体ショート✕2回
※はじめの3回は4日〜週1間隔で施術をうけられることをおすすめします。