
筋肉ロックとは
筋肉のロックは腰痛などの改善の盲点
骨のズレ・ゆがみの改善、マッサージやストレッチなどいろいろな施術があります。
筋肉のこわばりや筋肉が硬くなる原因にアプローチした施術は少ないです。
筋肉が硬くなる主な原因は3つ
- ①栄養バランスが悪い・エネルギー不足
- ②老廃物の蓄積(乳酸など)
- ③急な負荷による筋肉のロック
①と②はマッサージなどで一時的に血行不良を改善できます。
でも、ちゃんと改善されましたか?
どこに行っても痛みや不調が改善されない理由は
- 筋肉ロックが解除されていない
からです。
みなさんが痛みに悩んでいる箇所のまわりを指でグリグリ触ってみてください。
例えば、腰痛の方はおなかの奥や骨盤周辺、肩こりの方は胸周りや肩首まわりです。
- 痛い
- 痛気持ちいい・気持ちいい
- くすぐったい
- 何も感じないけど硬い
と感じたら、その筋肉はロックしてる状態です。
ロックした筋肉は硬く、短く、太くなった状態です。
腰痛などの痛みはロックによって太く硬くなった筋肉が血管を圧迫し、血行不良が起こったときの脳に警告を知らせているです。
- 筋肉自らガードしている
- たたく・ひっぱる・重みなど外部の刺激に過敏
- 筋肉が硬くぷっくりしている
- 筋肉の間の血管を圧迫し血流を悪くする
- 筋肉が伸びづらい
- 放置してもロック状態は変わらない
どこに行っても改善しないのは、筋肉ロックによって筋肉自らガードしていることを理解した施術がなされていないからです。
当サロンでは、③筋肉ロックを解除し、本来のしなやかさを取り戻すことで腰痛やヒザ痛などの痛みや不調を改善していきます。
筋肉のロックはからだをまもる反応
では、筋肉のロックとはどうやって起こるのでしょうか?
それは、みなさんが日常生活の中で急な負荷が起こったときに『からだをまもるスイッチ』が反応し戻らなくなることです。
からだを守るためのスイッチとは?
クルマを運転されている方は、シートベルトの動きを想像すればおわかりかと思います。
- ゆっくりひっぱるとベルトが伸びる
- 急にひっぱるとベルトがガチンと止まって伸びない
- 伸びないベルトは一度ベルトをゆっくり戻してゆっくり伸ばす
筋肉も同じような反応を起こします。
- 急な負荷
- 大きな負荷
- 長時間の負荷
- 無理なひっぱり
みなさんが日常生活の中で上のようなからだへの負荷が起こるとき
筋紡錘というからだを守るスイッチが筋肉へ硬く縮めという指示を行います。
通常では力を抜くと硬く縮んだ状態は解除されますが、からだを守るスイッチが急な負荷に反応するとシートベルトのように元に戻らなくなります。このように筋肉が硬く縮んだまま戻らなくなる状態を筋肉のロックと呼んでいます。

急な負荷は力仕事だけではありません。普段の日常生活やデスクワークなどでも、筋肉に急激な負荷を与えることがあります。
特にデスクワークでお仕事されている方の腰痛は多く、長時間座っている間に体幹への筋肉のロックを引き起こす原因をつくっています。詳しい内容は以下のコラムをごらんください。
筋肉がロックはさまざまな不調に関連
なぜ筋肉のロックが腰痛や肩こり、ひざ痛などの痛みを引き起こすのでしょう?
筋肉がロックすると、次のような問題が発生し、痛みや不調を引き起こします。
- 1.筋肉が血管を圧迫し血行不良を引き起こす
- 2.関節や他の筋肉への負荷
- 3.複数の筋肉がロックしやすい
1.筋肉が血管を圧迫し血行不良を引き起こす
- 筋肉の痛み
- 冷え性・部分的に冷たい
- しびれが起きやすい
- バテやすい → エネルギー不足や老廃物蓄積
- お肌など美容にも影響(乾燥・シワなど)
- 自律神経の不安定
例えば、一番多い慢性痛の痛みは筋肉ロックによる血行不良です。

筋肉が硬く太くなることで、周辺の毛細血管を圧迫、血液の流れを阻害します。
毛細血管が圧迫し狭くなると、からだはブラジキニンという物質を分泌し血管を拡張させます。このブラジキニンが痛みを脳に伝達する物質です。ブラジキニンという物質が脳に伝わることで痛みを感じます。
じっとしているとき、長時間同じ姿勢をしているとき、痛みや痺れが起こる方は、筋肉の拘縮による血行不良が原因であることが多いです。
また、血行不良は冷え症やしびれにも影響します。
エネルギー不足や老廃物の蓄積にも影響し、むくみや筋肉を硬くさせることもあります。
2.関節や他の筋肉へのひっぱりや負荷
ひざ痛や関節痛、一部の方の腰痛、ゆがみなどがこれに当てはまります。
- 関節の痛み
- 周辺の筋肉の痛み
- 筋肉が伸びづらい
- 関節のゆがみ
- ヘルニアや脊柱菅狭窄症など

筋肉が硬く短く伸びなくなることで、関節に強い負荷がかかります。関節をまもる関節包に強い負荷がかかることで痛みを発生させます。
よくひざの痛みは軟骨が削れるから痛いとか言われますが、逆です。軟骨が削れるのは、筋肉が硬く縮んで関節の動きが悪くなった結果です。
また、筋肉が伸びないと、他の筋肉へ負荷もかかります。
体を反らせると腰が痛いなどがそうです。
例えば関節をバランスよくスムーズに動かすために、反対側にも筋肉があります。それを拮抗筋(きっこうきん)といいます。
筋肉がロックで縮んだ状態だと、動作中、拮抗筋も力が入ったように硬く縮まります。拮抗筋が硬くなることで、反対側の筋肉周辺の血行不良を起こし、痛みが出ることがあります。
ペアで協力しなきゃ作業できない仕事なのに、どちらか片方が動けない状態です。頑張らなきゃいけないのはもう片方の筋肉なのです。頑張った筋肉は一番つらい思いをするので
- もう限界!! → 痛い
となってしまいます。
それだけでなく、硬く伸びない筋肉は、関節やカラダの動きも硬く動きづらく、力が入らないなど、パフォーマンス面も影響します。
また、硬く短く伸びない筋肉が関節を引っ張ることで関節のゆがみを引き起こします。
3.複数の筋肉が一気にロックしやすい
主にぎっくり腰、ねんざなどがこれにあたります。
- ねんざ
- ぎっくり腰
イメージは1人でもかけるとまわらない会社で、半分くらいの人が体調不良で休んいるようなものです。
特定の部署がそれをカバーしなければならず、1人への負担が一気につらくなるので、特定の部署全員がすぐにダウンしてしまいます。
つまり、一箇所だけでなく、すでに何箇所も不調な部分が存在しています。
普通の動きでも、ある特定の箇所だけがかばって大きな負荷がかかり、一気に複数の筋肉が硬くなってしまいます。
一気に筋肉が硬くなると、炎症物質を出し、急激な痛みを感じます。
このような痛みは時間が経てば、炎症物質がおさまり、痛みもなくなります。
しかし、複数のロックした筋肉は改善されていないので、特定の刺激をきっかけにより再発することがあります。
よく『ぎっくり腰はクセになる』のは拘縮した筋肉への改善がされていないためです。
筋肉ロックは放っておくとさらに硬くなる

筋肉のロックは放っておいても改善しません。
- 筋肉自らガードしている
- たたく・ひっぱる・重みなど外部の刺激に過敏
- 筋肉が硬くぷっくりしている
- 筋肉の間の血管を圧迫し血流を悪くする
- 筋肉が伸びづらい
- 放置してもロック状態は変わらない
筋肉ロックの特徴にもありますように、筋肉の伸びが悪くなって、のびしろに余裕がなくなります。
今まで普通にやってた動きも、硬くなった筋肉には強い負荷と感じて筋肉がロックしやすくなります。
- つまり、筋肉のロックは徐々に大きくなります。
血行不良を引き起こすので、しだいに①エネルギー不足や②老廃物の蓄積も起こりやすいのでさらに筋肉は硬くなります。
ぎっくり腰やゆがみがひどい方は第3段階以上の筋肉ロックが広範囲に起こっていることがほとんどです。
痛みがひどくならないよう症状が軽いうちに早めに施術をうけることをオススメいたします。
マッサージもストレッチもやり方によっては悪化のリスク
筋肉のロックは、マッサージのようにもんだりすると、周囲の毛細血管や老廃物を押し流すことで、一時的に痛みは改善します。
しかし、筋肉ロックの改善はそのままですので、時間とともにふたたび血行不良の状態に戻ります。
強くゴリゴリのマッサージはロックした筋肉にむりな負荷をかけ、さらに悪化します。
ストレッチも同じで、筋肉の長さが一時的に伸びることがあります。
しかし、からだをまもるスイッチは異常のままですので、ストレッチ直後も力も入りづらく、パフォーマンスが良いとは限りません。
また、無理なストレッチは、さらにからだを守るスイッチが働き、筋肉がロックを引き起こし怪我を引き起こす可能性もあります。
プロアスリートでストレッチ中に背筋痛や股関節痛を引き起こすのは、ロックした筋肉を無理やり伸ばしたことが原因です。
筋肉ロック解除は本格的なのに優しい施術
これら痛みの原因となる筋肉ロックはミオンパシーやゼロ化整体などの筋肉ロック解除施術で改善します。
当サロンの施術は
- ゴリゴリもまない
- ポキポキ矯正しない
- ストレッチのようにひっぱらない
優しい施術です。
筋肉ロックの原因となるカラダを守るスイッチをリセットすることで、筋肉本来のしなやかさを取り戻します。痛みの改善だけでなく、からだ本来の動きや全身がポカポカするなど喜ばれるお客様もいらっしゃいます。本質的な施術をすることで、早く痛みから卒業し、笑顔で楽しい日常生活を取り戻せるよう当サロンはサポートいたします。
筋肉本来のしなやかさを取り戻し、痛みのないふわっとした優しい施術そんなはずはないと思う方は一度受けてみてはいかがでしょう?
整形外科医も認めた理論的な整体です
ミオンパシーは、石川の整形外科の先生主催の慢性痛改善のための研究発表会でミオンパシー施術の理論や技術が紹介され、
ミオンパシー創始者である松尾毅(たけし)氏は「整形外科医が認めた整体師」とお墨付きをいただいた経緯もあるほど、しっかりした施術理論と技術です。
当サロンのセラピストはミオンパシー創始者の松尾毅氏より直接ミオンパシーの理論と技術を学んでおります。
コリや痛みの改善だけではありません
筋肉ロック解除により、コリや痛みの根本原因を楽にしますが、それだけではありません。
- 痛みやこりの改善
- 姿勢や歪みの改善
- パフォーマンス改善
- 筋肉のりきみやちからが入らない状態からの改善
- 冷え性改善
- 美容やダイエット
筋肉の硬く太く縮んだ状態を改善
元の筋肉の太さに戻ることで、毛細血管の圧迫をなくし本来の血流に戻すことで、こりや痛みを改善します。
また冷え性、むくみなども筋肉ロック解除で改善できます。
筋肉が弾力のあるしなやかさを取り戻す
関節や他の筋肉への負荷が減ることでひざの痛みや関節痛などの改善や姿勢の改善につながります。
筋肉を伸ばしやすいだけでなく、筋紡錘の負荷がかかっている信号をリセットしているため、力のオンオフをコントロールできる筋肉を取り戻すことが可能です。
ミオンパシーなどの筋肉ロック解除施術はスポーツのパフォーマンス改善に貢献しています。
本来の正常な筋肉は本来のスタイルを取り戻す
柔らかい筋肉だと筋肉は垂れ下がったりしないの?
ストレッチのように引っ張ることで得る柔らかさは、豆腐やプリンのような柔らかさで、重力によって垂れ下がります。
硬くなった筋肉も同じです。
なぜなら、カラダを守るスイッチの異常は改善されていないからです。したがって時間とともに元の縮まった筋肉に戻ります。
ロック解除した本来の筋肉は、マシュマロのような本来の張りを維持した弾力のある筋肉です。
筋肉が本来ある形を維持しているため、重力に垂れ下がりません。施術をしてる途中で、からだのラインが改善され喜ばれる女性のお客様もいらっしゃいます。