肩こり解消は僧帽筋ではなく筋肉ロック解除で肩甲骨の動きを改善!
- 肩こりでマッサージなどあちこちに行ってるけど、20年以上悩んでいます。
最近、長期的に肩こりに悩んでいるお客さまがいらっしゃいます。
肩こりの原因はどこから来るのかを知って、肩こりの原因からアプローチを行えば、必ず改善します。
こっている肩が原因ではありません。
肩こりの原因と解消方法を8年以上筋肉ロック解除してきたプロが解説いたします。
肩こり20年以上お悩みの方の施術例をもとにお話しいたします。
肩こりに3年以上お悩みの方必見です。
- マッサージでは肩こりが取れない人
- 肩こりで仕事が進まない人
- 肩こり歴3年以上の方
肩こりの原因と症状
肩こりがどういう症状で原因がどこからきているのかを知る必要があります。
- 肩こりはもめばなおるはもう古い
まず肩こりの症状・しくみを知りましょう。
肩こりのしくみとは?
肩こりは簡単にいうと、僧帽筋周りの筋膜の緊張で生じる違和感です。
硬くなった筋肉は力んで太く縮んでいます。
太くなると当然外側を包んでいる筋膜を内側から圧迫します。
筋膜の緊張による不快感(むずがゆい、ハリやコリ)を脳に伝えます。
肩になにか重い負荷をかけたり、激しい運動をしているわけではないのにコリを感じます。
一体何が原因なのでしょうか?
肩こりは猫背などの前かがみより引き起こる
肩こりの方に多いお仕事がデスクワークです。
デスクワークによって体幹や股関節が筋肉ロックされ、次第に猫背になっていきます。
つまり、猫背になる原因を改善しない限り、肩こりも繰り返されます
詳しくはこちらのブログをご覧ください。
肩こりを感じるのは曲げ伸ばされた筋肉ロックと筋膜のはりつき
猫背になるとカラダを曲げたままの状態になります。
また、調理師や飲食店の方の立ち仕事で前かがみの姿勢も同様です。
また、猫背の方など首が前かがみになる姿勢が多く、巻き肩のように肩が前に行ってしまいます。
前かがみの姿勢が背中や肩の筋肉を緊張させ、筋肉も負荷により縮んだ状態です。
縮んだ筋肉と伸ばされた状態で、筋膜と筋肉がはりついて筋膜を緊張させてしまいます。
これが肩こりという違和感を引き起こしています。
まとめると
- 股関節が硬くなり、猫背になる
- 首や肩が前かがみになることで首や背中が引っ張られる
- 引っ張られた肩や背中の筋肉は緊張して、筋肉が縮んだ状態
- 縮んだ肩や背中の筋肉が筋膜とはりついて緊張することで肩こりを感じる
ほとんどの方は肩ばかりやったとしても意味がないことがおわかりいただけましたでしょうか?
肩こり解消のポイント
では、どうすれば肩こり解消できるのでしょう?
原因から改善すればいいので
- ①猫背の改善
- ②肩甲骨周りの改善
- ③コリのある箇所の改善
この順番に改善していけば、肩こりは改善します。
股関節や体幹の筋肉ロック解除
まずは【①猫背の改善】です。
猫背の原因は股関節や体幹の筋肉ロックです。
まずは体幹の筋肉である「大腰筋」という筋肉ロック解除を行うことで、上半身を後ろに反っても楽なカラダを作ります。
そうすることで猫背の原因の骨盤後傾を改善しやすくなります。
当サロンゆるむんやの肩こりケアコースでは必ずはじめに大腰筋を施術いたします。
この体幹の筋肉をロック解除することで背中の緊張や肩まわりの筋肉の負担も楽になります。
肩甲骨周りの動きをチェックする
次に肩まわりの動きをチェックして、ひっかかる筋肉を確認します。
動きの悪い筋肉を絞り込むことによって肩コリの原因を探します。
筋肉の状態を確認する
動きの悪い筋肉に対して、筋肉ロック箇所を触ってチェックします。
ロックした筋肉は痛みやいた気持ちいい、くすぐったいなどの違和感をおぼえます。
また、はりついた筋膜についてもチェックします。よくポキポキいうのは骨ではなく筋膜のこすれやはがれる音なのです。
肩の動きを悪くさせる筋肉はすべて筋肉ロック解除を行うのです。
硬く縮まった筋肉ロックを解除する
硬くなった筋肉やはりついた筋膜がある筋肉のロック解除を行います。
筋肉ロック解除は楽な姿勢を作る痛みのない優しい施術です。
当サロンゆるむんやでは主にミオンパシーやゼロ化整体という筋肉ロック解除に特化した整体法を採用しています。
※ミオンパシー、筋肉ロック解除はミオンパシー協会の運営会社およびいぎあすてーしょんの登録商標です。
当サロンゆるむんやはミオンパシー協会からミオンパシー施術の認定をいただいております。
肩こりの箇所の改善
肩甲骨の動きの改善と重なる部分もありますが、僧帽筋や肩甲挙筋などの肩こりのある箇所を改善していきます。
大半の方は、股関節や肩甲骨までのロック解除で肩こり改善されていることもありますので、コリの箇所の優先順位は低いです。
肩こりの根本改善はコリのある肩以外の改善がないとコリでいつまでも整体に通うハメになります。
そうならないために、当サロンの肩こりケアコースは90分を目安として施術をおこなっております。
ただし、股関節や体幹の改善具合によっては複数回のご来店も必要となります。ご理解ください。
肩こり改善に無意味なもの
逆に肩こり改善に無意味なものや悪化するのもございます。
入浴やマッサージで血行を良くする
これを聞いて、えっ?!と思われる方が多いのではないでしょうか?
実は入浴やマッサージは一時的な改善です。
確かに血行不良が改善すれば違和感は減ります。
しかし、筋肉ロックとロックによる筋膜への緊張はあたためても、もんでも変わりません。
理由は筋肉ロックの性質にあります。
簡単にいうと筋肉ロックが負荷や刺激から筋肉自身を守っている防衛反応だからです。
詳しくは「筋肉ロックとは?」をご覧ください。
ですので、強いマッサージは刺激となり、逆に筋肉が硬くなり、肩こりが悪化するだけでなく肩の痛みに変わることも?!
むやみにマッサージをするのもなるべく避けてくださいね。
良い姿勢を保つための意識
次に姿勢を正しくすることを意識するのも実は意味がありません。
- 骨は正しい姿勢になりたい
- 筋肉は緊張から解放されたい楽になりたい
つまり、正しい姿勢はさらに緊張させてしまいます。
なぜなら、猫背などの曲がった状態があなたの現状だからです。
曲がった状態から無理に筋肉を伸ばして正しい姿勢にしようとするのは、筋肉に無理がかかってます。
筋肉が疲れてしだいに曲がっていきます。
正しい姿勢になりたいのであれば、曲がった筋肉のロックを解除し本来の筋肉の状態に戻すことをオススメします。
筋トレやストレッチによる筋肉への刺激
はっきり言います!筋トレやストレッチはやめてほしいです。
なぜなら、筋肉ロックした筋肉にさらに負荷をかけ、ますます筋肉ロックがひどくなるからです。
前にも申し上げたように、ロックした筋肉は刺激や負荷に敏感に反応します。
とくに筋トレは負荷をかけて、筋肉を縮めて、無理やり伸ばすので、筋肉の伸びしろがなくなります。
筋肉が弱いから、筋肉を大きくすればいいという考えは
- ケガのもと
となります。大きな間違いです。絶対に筋トレはやめてください。
肩こり改善の重要性
肩こりは早めに改善することをオススメします。
なぜなら、筋肉が日々の負荷によって硬くなり、他の症状を引き起こすからです。
慢性化する肩こりの影響
肩こりの慢性化によってさまざまな影響が起こります。
たとえば
- 肩が上がらなくなる
- 首を動かすと痛い
- 偏頭痛になりやすい
- 頭がボーっとし考えるのがうっとうしくなる
- 目が疲れやすい
つまり、痛みや慢性的なコリやだるさへと広がっていきます。
そのぶん施術箇所も多くなっていきます。
たかが肩こりされど肩こり〜広がらないうちに早い改善をオススメします。
肩こりが引き起こす頭痛のリスク
肩こりで特に多いのが、偏頭痛です。
肩甲骨や首の後ろにある僧帽筋が硬いと後頭部の頭痛
胸の筋肉「大胸筋」や首の横にある「胸鎖乳突筋」などが硬いと、こめかみや側頭部の横側に頭痛を感じます。
首まわりの筋肉が硬くなると頭への血流が悪くなり、酸素供給不足(ひどいと酸欠状態)になります。
詳しくは以下のブログに書いてありますので、ご覧ください。
それが、偏頭痛やあたまがボーッとしてしまう原因になってしまいます。
肩こりの改善や首まわりコリや痛みの根本原因から改善することで偏頭痛が楽になることがあります。
肩こりの予防方法
肩こりは自分で予防できます。
栄養や生活習慣、姿勢ではありません。正しい姿勢の意識は改善とはずれていることはこれまでにお話しさせていただきました。
デスクワークや力仕事、思いリュックを担いでいるなどすべてにおいて共通する内容だと思います。
【肩こり予防1】猫背にならない体幹の筋肉のしなやかさ
予防その1は根本原因である猫背にならない対策です。
それは、体幹や股関節のセルフ整体で硬くなりそうな筋肉をロック解除して柔らかな筋肉を維持することです。
特にみなさんが日々負荷をかけているのが体幹の筋肉である大腰筋です。
詳しくは
- ゆるむんやちゃんねる
- 『ミオンパシーセルフ整体 大腰筋』で検索
をご覧ください。動画で見るとわかりやすいです。
【肩こり予防2】巻き肩でない胸を張れる体づくり
次に予防その2 肩が前かがみとなる「巻き肩」の予防です。
これもミオンパシーセルフ整体で改善できます。
改善箇所は主に「大胸筋」をゆるめましょう。
こちらは 『ミオンパシーセルフ整体 大胸筋』を検索して動画をチェックしてください。
大胸筋のセルフ整体は肩こりだけでなく、呼吸のしやすさやバストアップにもオススメですので是非チャレンジしてください。
【肩こり予防3】目を使い過ぎない
パソコンや書類の記述など目を使うことが多い日常は肩こりを加速させます。
目を使いすぎると、脳が疲れます。理由は目に入る情報量の多さが原因です。
綺麗な解像度やたくさんの文字は情報量が多いのです。
それにより、後頭部の緊張から首まわりの緊張を引き起こし、肩の筋肉がロックしやすくなります。
目を休めることで、脳の疲れを軽減し、肩こりになりにくくなります。
ブルーライト防止メガネなど使用している方もいらっしゃいますが、情報量は同じです。
休む時はテレビやパソコン画面、スマホなどはなるべく見ないことをオススメいたします。
筋肉ロック解除で肩こりを解消する理由
最後にマッサージよりも筋肉ロック解除が大事なのかについて説明いたします。
マッサージでも強い刺激を与えなければ問題ないと思います。
しかし、肩こりの原因は筋肉ロックと筋肉ロックで硬くなった筋肉と筋膜の張りつきと緊張です。
毎日毎日、マッサージしないといけないのと、筋肉ロック解除して他のことを行うのとどちらがいいでしょうか?
ましてや強いこりがある人は強くもんで悪化してしまうリスクがあるのです。
筋肉ロック解除は肩こりの原因を改善するだけではありません。
- 肩を動かしたくなるからだへ
肩が軽く動かしたくなるカラダを作ることで、絵を描いたり、スポーツをやってみようと感じたり、何かやりたいことを想像できる前向きな日常生活へスイッチすること
それを目指して私どもゆるむんやはひとつひとつ丁寧に原因から施術しております。
肩こりに何年もお悩みのあなた
私たちと一緒に本来の自分のカラダを取り戻し、趣味ややりたいことの実現に向かっていきませんか?
まとめ
肩こりの原因は肩をもんだり、柔らかくしても改善しないことを伝えてきました。
まずは体幹や股関節を改善して、肩こりの原因を改善することで、万年肩こりを改善できます。
ただ、あなたの生活スタイルや過去のスポーツやそのケガ歴などによって、コリや痛みの原因が他にもひそんでいることがたまにございます。
一度、ゆるむんやで丁寧に原因を探し出し、しっかりとしたケアを受けてみませんか?
- 毎回整体やマッサージに通うってもったいない
原因を改善すれば、整体に通うことも少なくなります。
オススメのコースは
- ゆるむんや 肩こりケアコース(90分)
肩こりの原因から改善しながら、肩こりを確実に楽にしていくコースです。
肩こりが20年など長く筋肉が広範囲に硬くなっているひとは複数回必要な場合もございます。
でもしっかりと原因からケアすれば、肩こりから卒業も可能です。
ひとつひとつ原因から改善していきましょう。
(例)肩こりケアコースを受けたお客様の施術
肩こりケアコースをはじめて受けてくださった女性のお客様の施術前後をご紹介いたします。
肩こりと首の痛みにお悩みの30代女性ですが、施術前、左肩が後ろに引くとき腕が下がっていました。施術後は右のようになりました。
また、立ち姿勢の前後写真です。右肩や左肩の巻き肩の改善や首の角度はいかがでしょう?
筋肉の状態を本来の状態に戻し、肩こりの根本改善と肩の動きやすさを改善していきます。
気になる方はご予約より【ゆるむんや肩こりケアコース】をお選びください。
最後までお読みくださりありがとうございます。