誤った思い込み！胸が大きいから肩こりになるわけではない

お昼ランチ食べに行ったとき、知り合いにこんな肩こりの悩みを言われました

ぶっちゃけ胸の大きさと肩こりの原因と無関係です

と答えました

それは違います

男性で肩こりがひどい方は多くいらっしゃいます

このブログを読んで

ということがご理解できたらと思っております

肩こりの原因は胸の大きさより巻き肩

肩こりと胸の大きさなどの体型は無関係と説明しました

しかし、ある姿勢が肩こりに影響します

それは巻き肩です

といいながら巻き肩も実は猫背などの前かがみの姿勢になった結果です

デスクワークにより股関節の筋肉が硬く縮まることで骨盤後傾（こつばんこうけい）という状態になります

体幹の筋肉が硬く縮まり骨盤後傾になると、背骨が前にまがり、猫背という前かがみの姿勢に変わります

そうなるとからだの重心がおへそ辺りから前方へずれていくので、肩や首もまるでがっかりしたような姿勢になります

この姿勢が巻き肩です

肩は胸方向に倒れますので、大胸筋などの胸まわりの筋肉や僧帽筋などの背中側の筋肉が支えようと力みます

このような状態でパソコン作業などデスクワークを行うと、動かしたときに力んだ分の筋肉のゆとりがないために、無理な負荷となり筋肉がロックします

肩甲骨まわりの筋肉がロックすると、硬く太くなった筋肉が間になる毛細血管を圧迫し血行不良になります

ロックするたびに太くなった筋肉が今度は筋肉のまわりを包み込む筋膜を貼りつくように圧迫します

この筋膜への圧迫が肩こりの違和感となります

この場合の原因は

です

なぜ胸が大きいと肩こりになると言われるようになったか？

諸説ありますが、学生のころから胸が大きい方は、胸が目立つとはすかしいから肩をすぼめ猫背にすることで目立たないようにしていることが多かったのではないでしょうか？

恥ずかしいせいか胸を張らずにしているので肩のあたりのひっぱりも強いままですので、僧帽筋がロックし肩こりになりやすい

また、授業中その姿勢で過ごしていると猫背になりやすいので、巻き肩になりやすいのですね

ずっと現在まで前側の筋肉がロックしたままというのであれば、つじつまが合うと思います

猫背を改善するには体幹の筋肉ロックを解除しましょう

猫背の人はからだを反らせるのが苦手です

それはおなかの奥の体幹の筋肉が硬く縮んでいます

試しにおなかの奥をぐりぐり触ってみてください

という感覚であれば、体幹の筋肉がロックしている証拠です

他にも前側の股関節も関係しますが、当サロンではまず体幹の筋肉のロック解除を行い、しなやかで痛みを感じない正常な筋肉へ改善します

そして以下のように背中を反らせることができると戻りづらい肩こりの改善につながります

猫背が改善の次に巻き肩と肩甲骨まわりの改善

猫背が改善されることで、首や肩の重心が後ろに戻りますが、肩こりを感じる方は胸やわき腹の筋肉も硬くなっているはずです

その原因のほとんどは大胸筋という胸まわりの筋肉のロックです

鎖骨全体とみぞおちからわき腹へ水平方向に直線を引いた四角形をつくる範囲が大胸筋です

まずはしっかりと大胸筋の筋肉ロックを解除し、巻き肩の改善を行います

そこまで改善してはじめて肩こり箇所の僧帽筋を施術します

僧帽筋は上記の範囲です

しかし、ここまで改善すると肩へのひっぱりがなくなっているので、なかには肩こりが改善されている方もいらっしゃいます

したがって肩こりを根本から改善するとここまで時間がかかるということです

まとめ

肩こりは胸の大きさと関係ないという説明を原因から説明してきました

肩こりのメカニズムを原因から考えると肩こりは腰痛より時間がかかる施術です

当サロンの肩こりケアコースが90分必要としているのは上記の理由があるからです

肩こりだけでなく腰痛や股関節の動きがひどい方は体幹や股関節まわりを改善するのに複数回施術を受けていただく場合がございます

しつこい肩こりにお悩みの方は、ゆるむんやで、まず原因から丁寧に改善してはいかがでしょう

施術だけでなく、ご自宅でできるセルフケアのワンポイントアドバイスも教えます

肩こりに悩まむことなく快適な１日をすごせるよう当サロンが丁寧にサポートいたします

いつでもご相談ください

最後までお読みくださりありがとうございます