ひざに水がたまるのは筋肉のロックが原因
腰痛などの痛みに悩まない笑顔で明るい人生を過ごせるようサポートいたします。
福岡市薬院のからだづくり整体サロン ゆるむんや代表 もってぃです。
ひざに水がたまり痛みで悩んでいる。
整形外科で水を抜き、ヒアルロン酸や消炎剤を入れた治療をしても、また水がたまりずっと悩んでいる方はいらっしゃいます。
今回はなぜひざに水がたまるのか?その原因と改善についてお話しようと思います。
このブログを読んで
- ひざに水がたまるホントの原因を知る
- ヒアルロン酸や消炎剤注入では治らない
- 水がたまる原因にアプローチすれば改善できる
悩んでいらっしゃるかたの希望になるといいなと思い書かせていただきます
ひざに水がたまるとは?
ひざの関節には関節包という、ひざの軟骨どうしがぶつからないようなクッションの役割のものがあります。
詳しい説明になりますが、関節包には「滑膜」という膜があり、その中に滑液という水分があることで、クッションのようになります。
この滑膜に無理がかかることにより、滑膜が傷つき、炎症が起こります。
傷ついた滑膜を治すために滑液が過剰に流入した結果、滑液という水分が膝の関節内に溜まります。この状態を「ひざに水がたまる」と言います。
ヒアルロン酸や消炎剤を入れても治らない理由
ひざの関節包にある滑膜などが炎症を起こしている原因を治していないからです。
問題はなぜひざの関節包の滑膜に無理がかかるか?
それは一時的でなく慢性的にひざの関節に負荷がかかる原因があります。それはひざ関節にまたがる筋肉や靭帯が原因です。
なぜヒアルロン酸や消炎剤を注入するのか?
ひざに水が貯まるのはひざの関節・・・つまり骨と骨がぶつかって骨が削れていると考えているようです。
そのために滑膜のなかの水を抜いて、ヒアルロン酸を入れることでひざの関節がぶつからないようにしています。
また消炎剤は炎症物質を止めるためにやっています。しかし、炎症を止めて痛みは消えたとしても、また再発すると思います。
そのいたちごっこを続けるつもりですか?
ひざに水が貯まる原因はひざ関節周辺の筋肉のロック
ひざに水が貯まる原因は筋肉や靭帯がひざ関節に負荷をかけているからです。
骨がぶつかる以前に関節のクッションとなる関節包に負荷をかけているのは、ひざ関節をまたがる筋肉のロック=筋肉が硬く縮まった状態が根本原因です。
筋肉のロック原因となる箇所は以下の2つにわかれます。
- ひざを伸ばす筋肉のロック
- ひざを曲げる筋肉のロック
【原因1】ひざを伸ばす筋肉のロック
ひざを伸ばす筋肉はふとももの前側にある筋肉とスネの筋肉です。これらの筋肉がロックすると、逆にひざを曲げる動きに制限がかかり、しまいには関節に負荷がかかり、ひざの痛みになります。
もちろんひざ関節に負荷がかかると、関節包に無理な負荷がかかるので、炎症を起こしやすく、水が溜まる原因となります。
【チェック】 ひざを曲げて痛みなどありませんか?
ひざを曲げるとき、ひざの痛みやひっぱりなどの違和感、ぎこちなさなどありませんか?その場合は、ひざを伸ばす筋肉がひざ関節をひっぱり、ひざを曲げるジャマをしている可能性があります。
前ももにある筋肉をゆるめ、本来の筋肉のしなやかさを取り戻すことで、改善されることもあります。
正座がしにくいという方も、これらの筋肉を緩めると楽になります。
【原因2】ひざを曲げる筋肉のロック
ひざを曲げる筋肉は、脚の後ろ側にある筋肉〜ハムストリングス、ふくらはぎ(腓腹筋やヒラメ筋)などが影響します。
これらがロックすると、ひざを伸ばす動きに制限がかかり、伸ばすときに膝が痛くなったり、ひざの裏側に痛みを感じたりします。
また、ふくらはぎの筋肉がロックすると、足まわりのリンパや静脈の血流も悪くなるため、老廃物を含んだリンパ液などを上半身に送り込みづらくなります。
水が溜まっている場合も、関節包への無理な負荷だけでなく、リンパを上半身に流すためにも、ふくらはぎなどのロック解除で改善することが可能です。
【チェック】 普通にしてもひざが曲がってませんか?
ひざが伸ばしにくい、ひざを伸ばすと痛い、普通にしてもひざが曲がったままなどありませんか?
ひざの裏側をふくらはぎやハムストリングスがひっぱり、ひざの関節をひっぱっています。
ふくらはぎの筋肉、ハムストリングスの筋肉をゆるめ、本来の筋肉の状態に戻すことで、改善につながります。
また、股関節の筋肉である腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)がスネを外側にひっぱり、ふくらはぎの筋肉をひっぱってることもあります。
こういった方は骨盤の両端〜太ももの横にある大腿筋膜張筋と腸脛靭帯をゆるめて、スネの負担を減らし、ふくらはぎの筋肉をゆるめると改善することもあります。
股関節がくの字になっていませんか?
ひざに負担がかかっているのは、股関節のロックにより、太ももと股関節が「くの字」になり、膝が曲がった状態になることがあります。
その場合、股関節屈筋群(大腰筋、大腿直筋、大腿筋膜張筋、縫工筋)のロックを解除することで、ひざの痛みが改善することがあります。
日常生活の中で、どんな作業をしているか、その中で体に負担になっている作業があるかを知ることで、早い改善につながります。
それぞれの痛みの原因は、関節の動きを確認すると、痛みの原因は自ずと判明します。気になることがあれば、遠慮なくスタッフに伝えてくださると施術もスムーズにすすみます。
筋肉のロックって?
筋肉への急な動き、ひっぱり、大きな負荷がかかると、急激な動き・刺激から身を護るため、シートベルトのように筋肉が「ロックして伸びなくなる」状態がおこります
例えば、
- 長時間デスクワークで椅子から立ち上がるとき
- 重いものを持ち続けているとき
- コリがあるときに急なストレッチや筋トレ
はじめは自覚症状がなくても日々の積み重ねでこわばりの範囲・強さが大きくなります
そのこわばりを『筋肉のロック』と呼んでいます
一度ロックした筋肉は元にもどらず、日々の負荷により積み重なっていきます。
揉んでも、ひっぱっても、揺らしても筋肉のロックは改善しないことが多いです。
ゆるむんやでは、「ミオンパシー」の施術法を使用しております。
「ミオンパシー」は筋肉に刺激や負担をかけずに筋肉ロックを解除するソフトな施術です。
ミオンパシーはその『急激な動き・刺激から身を護るスイッチ』を解除し、血行を阻害するものを改善し、自然治癒力により痛みを改善します
そしてカラダ・筋肉が自然と喜ぶように「しなやかさ」をとりもどし、触っても痛みがラクに改善します
これからのあなたに楽しい時間や仕事やスポーツの目標達成のために全力でサポートさせていただきます
オススメの施術コース
- ゆるむんや 通常コース(90分)
最後までお読みくださりありがとうございます。