ストレッチやマッサージが根本原因を改善していない理由
世の中にはマッサージや整体がたくさんあふれています。
しかし、なかなか痛みやつらさが改善されず悩まれている方もいらっしゃるのは事実
今回はちょっと衝撃的な内容
- ストレッチもマッサージも筋肉を本来の状態に改善できていない
かなりキツく言っていますが、実際の整体やマッサージでの処置で
- この施術は何の目的でやっているのか?
自分のやっている内容をちゃんと説明できている方って何人いらっしゃるのでしょうか?
例えばマッサージの意味を理解できていない方は、筋肉を破壊するほどゴリゴリやるでしょうし、
ストレッチみたいな整体も相手に痛みが出ても『がんばって』とあおって、逆に筋肉を傷めてしまうようなことも起こりかねません。
はっきり言います。
- 刺激による反応を利用した施術は自己防衛反応で逆に筋肉は硬くなり悪化します
どの整体やマッサージがいいか
- 選ぶのはお客様です
マッサージの目的と役割、ストレッチ整体の目的と役割を話していきたいと思います。
この記事を読むことで、本来のマッサージやストレッチの役割を知り、間違えないサロンの選択をできたらと思っております。
マッサージは血流を施し痛みを一時的に軽減する
まず痛みはどうして起こるのかを説明したいと思います。
- 硬くなった筋肉が筋繊維の間にある毛細血管を圧迫し血行不良になっているから
これが痛みが起こる要因です。
血行不良になると、カラダは細胞に栄養や酸素を送りたいから、血管からでる物質で血管をひろげます。
実はこの物質(ブラジキニン)は感覚センサーである受容体にあたると脳に痛みを伝えます。
- では、血液が送られればいいのか?
という意図をもってやっているのがマッサージです。
- 流れていない血流を手動でポンプしている
しかし、動脈は動脈弁という自発的に血液を送り出す仕組みがあります。
静脈も基本的に動脈のドクンという振動や筋肉の収縮→解放で送り出します。
- 動脈や静脈が流れやすい仕組みはマッサージで改善されていますか?
硬くなった筋肉が動脈や静脈を圧迫し邪魔している以上、一時的でしかないのです。
つまり、応急処置というのはそういう意味で言っています。
気持ちよさや癒しを求める方には適しています。
しかし、痛みを根本から改善したい、血流を改善したいという方には向いていません。お金のムダです。
ストレッチは縮めっぱなしを一時的に解放するための処置
では、硬くなった筋肉を改善すればいいと考えます。
代表的なのがストレッチだと思います。
筋肉が縮まるとき、筋肉の最小単位である筋原繊維(きんげんせんい)というものがあり、カルシウムイオンが入り込み、筋原繊維が縮まる動きをし、筋肉が縮まります。
筋肉が伸びるとき、筋原繊維に入り込んでいるカルシウムイオンをマグネシウムイオンが回収して伸ばそうとしています。
筋肉が硬く縮まった状態はこのカルシウムイオンが入ったままで回収できていないので
ムリやり伸ばすことでマグネシウムイオンを入り込ませ回収する動きを利用したやり方がストレッチではないでしょうか。
ストレッチで役に立つのはこむらがえりの対処です。
こむら返りについてはこちらをごらんください。
では、なぜ筋肉が硬く縮まっているの?
- つまり、延々と縮まる指示をしている黒幕がいる
ということです。
これが筋肉のロックという考えにいたるのです。
筋肉を縮めている指示をしている限り、伸ばそうとしても、筋肉は守りに入り縮め返します。
もしストレッチを限界を超えてムリやり行うと
- 筋繊維が引きちぎられ傷つきます
そういうリスクも起こりかねません。
現実的なストレッチのリスクを言いますと
これは極端な話なので、もう少し現実的な話をすると
筋肉を伸ばしたら、筋繊維は伸ばされ長くなります。
問題は筋肉を縮める指示をしている黒幕は縮んだ記憶のままであるということ
筋肉がダラーンとたるんだ状態でチカラを入れることができません。
コントロールできない筋肉は急な動きに縮むことができないのでブレーキが効かず、ケガのリスクが大きいです。
スポーツ選手がちゃんとストレッチしてケアしているのにすぐケガをするのは、こういったコントロールの効かない筋肉になっている可能性が高いです。
ストレッチでもOKなパターンがあります。
それは筋肉が黒幕もいない正常な状態で伸ばすときです。そのかわり早く伸ばさないように慎重にしないとケガのリスクは起こります。
筋肉ロック解除について
では、当サロンが行なっている筋肉ロック解除はどうなのか?
- 筋肉を縮める指示をしている黒幕にアプローチしている
つまり、筋肉が硬く縮んでいる制御に対してどうしたらいいか?を考えて施術しています。
筋肉ロックはどうして起こるのかというと日常に起こる負荷が原因です。
例えば
- 長時間座りっぱなしのあと立ち上がる
- 重いものをいきなり持ち上げる
- あらぬ方向に関節をひっぱられる
- 衝撃、刺激、事故、落下
- ストレスや疲労があるときにがんばって動く
などいろんなケースで筋肉に急激な負荷がかかっているのです。
通常の負荷がおきると、筋紡錘(きんぼうすい)という『からだを守るスイッチ』が筋肉を縮める動きを指示し、力んだ状態になります。
負荷がなくなり、力を抜くと指示を解放し、筋肉は元の長さに戻ります。
しかし、筋肉に急な負荷がかかると、筋紡錘(きんぼうすい)という『からだを守るスイッチ』が異常反応し、筋肉が硬く縮まったまま戻らなくなるのです。
シートベルトを想像してみてください。ゆっくりひっぱると伸びますが、急にひっぱるとガチンと伸びなくなります。
これを筋肉ロックといいます。
筋肉ロックは硬く縮んだ状態なので
- 毛細血管を圧迫し血行不良になりやすい
- 筋肉が伸びづらい
- ちょっとした負荷に反応し筋肉がさらに硬く縮む
- 関節を引っ張り関節痛を引き起こす
- 関節を引っ張り骨格が歪む
ような影響になります。
つまり
- 今まで整体やマッサージでの改善されなかったホントの原因です。
ミオンパシーやゼロ化整体はこの筋肉ロックにアプローチした整体です。
押したり、引っぱったり、ポキポキ言わせたりしません。
- 筋肉が負荷を感じないラクな姿勢でロック解除する
痛くない優しい施術です。
整形外科医も認めた理論的な整体です
ミオンパシーは、石川の整形外科の先生主催の慢性痛改善のための研究発表会でミオンパシー施術の理論や技術が紹介され、
ミオンパシー創始者である松尾毅(たけし)氏は「整形外科医が認めた整体師」とお墨付きをいただいた経緯もあるほど、しっかりした施術理論と技術です。
当サロンのセラピストはミオンパシー創始者の松尾毅氏より直接ミオンパシーの理論と技術を学んでおります。
まとめ
ちまたにあるマッサージやストレッチ整体などの目的やカラダのしくみの変化について説明しました。
- マッサージは手動ポンプで血行不良を一時的に改善する
- ストレッチ(静的)は筋肉の縮まる動きの一時的な解放のため
- ストレッチ(静的)は筋肉ロックの改善にじゃならない
- ストレッチ(静的)のやりすぎはケガのリスクもあります
- 筋肉を本来の状態にもどすなら筋肉ロックを解除しないといけない
- ミオンパシーやゼロ化整体は筋肉ロック解除の施術です
お客さまはどこまでを改善してほしいのか?を考えてマッサージや整体を選んでいただけると、嬉しいです。
すべてはお客様が納得した方法を選んでしあわせになってほしいためです。
長い文章になりました。
最後までお読みくださりありがとうございます。