腕を横から上に挙げると肩が痛い!巻き肩が上がらない原因か?
腰痛や肩の痛みなどの痛みに悩まない笑顔で明るい人生をおくるためのおてつだい
福岡市薬院のゆるふわ整体サロン ゆるむんや代表 もってぃです。
腕を前には上がるけど、横から上には上がらない
ジャケットなど羽織るものを着るとき、大変ではないでしょうか
ここでは
- 腕が横から上がらない
- ジャケットなどを着るとき苦労する
- 高いものを取ることができない
の悩みについて、原因から改善方法を説明します。
広背筋が硬いと横から腕を上げにくい
広背筋は背中に広がっている筋肉です。
実はこの筋肉は挙げた腕を下げる時に作用します。逆を言えば腕をあげるとき、背筋が引っ張られます。
腕を横から上げる時点で常に伸ばされるので、筋肉がロックした場合、上がりづらくなります。
とくに真横から上へ上がりづらい方は、背筋まわりのりきみが起こっています。
しかし、それだけでは原因が解決していません。
その原因は鏡を見ればわかります。
腕が上がらない人の特徴〜巻き肩〜
腕が上がらない方、普通の姿勢で肩が前にいってませんか?
あまり実感がなくても、腕を上げるとき、カラダより前にいってしまうことはないでしょうか?
肩が上がらないとき、肩関節や肩甲骨まわりの動きをジャマしている原因を改善しないといけません
その原因のひとつとして巻き肩が挙げられます。
そもそも巻き肩って?
巻き肩はがっかりしたような姿勢〜つまり肩が前側に引っ張られている状態です。
胸と腕の境界線で腕がうちに巻き込んでいるようになっています。
肩こりや肩の可動制限、呼吸が浅いなどは巻き肩が引き起こしています。
巻き肩の原因として、主に
- 大胸筋
- 前鋸筋(ぜんきょきん)
- 肩甲下筋(けんこうかきん)
の筋肉ロックが挙げられます。
【巻き肩の原因】大胸筋や前鋸筋のロック
大胸筋は肩や腕を前に動かすときに使う筋肉です。
前鋸筋(ぜんきょきん)は胸の横〜わきばらにあり、パンチや押す時に肩甲骨を前にひっぱり、腕をさらに前に押し出す筋肉です。
大胸筋や前鋸筋がロックして硬くなると胸を張る、胸を開くような動作が自然にできなくなります。
肩甲骨は前方に引っ張られ、肩も前に巻き込みます。
肩が上がりづらい方は真横から上へ腕をあげるとき、前にひっぱられませんか?
真横から上へあげるとき、胸の筋肉「大胸筋」が引っ張られます。大胸筋がロックしていると伸びしろが小さいため、これ以上伸びずに腕が前に持っていかれます。
また前鋸筋がロックすると、肩甲骨を前に引っ張られるので、肩甲骨の外側に沿って付着している広背筋が緊張します。
以上のことにより、巻き肩の人が腕を上げると背筋が緊張し、本来上がるはずの腕も上がりづらくなります。
上がったとしても、真横に上げられず腕が前に持っていかれることでしょう。
【巻き肩の原因】肩甲骨裏側「肩甲下筋」のロック
もうひとつ巻き肩の原因で大きな影響があるのが「肩甲下筋」のロックです。
肩甲下筋が硬いと肩の上側(肩甲骨上部)が前に倒れてきます。
鏡で見ると、かなり肩が前に巻き込んで落ち込んでいるような姿勢になります。
肩甲下筋のロックは腕が上がらない原因の根本原因のひとつでもあります。
腕を真上に上げる時、肩甲骨が外に回旋
肩を外側に開くことで、腕を肩から上へまっずぐ上げられるようになります。
肩甲下筋の役割は肩甲骨を内側に巻く動きをします。
したがって肩甲下筋がロックすると、筋肉が伸びず肩甲骨を内側に巻く方向に縮んで抵抗します。
それにより、腕を上げる時に肩甲骨を外に開く動きに制限がかかって、腕を上げられなくなります。
肩甲下筋が硬い方は脇の奥が痛い
腕を上げるだけで肩の前側がビリッと痛む方、脇の下を触ってみてください。ゴリッとして痛みを感じませんか?
肩甲下筋は肩甲骨の裏側にあり、腕を内に回すときに作用します。
腕を肩より上に上げる時に、腕を外側にひねります。肩甲下筋は伸ばされる状態です。
もし肩甲下筋がロックすると、腕が真上に上がらないだけでなく腕を上げる時に痛みも出ます。
腕が上がらない原因と巻き肩の原因を筋肉ロック解除で改善
腕が上がらない要因でもある巻き肩を改善すると腕も横から上げやすくなります。
そのためには
- 大胸筋
- 前鋸筋(ぜんきょきん)
- 肩甲下筋(けんこうかきん)
これらの筋肉ロックを解除し、本来の筋肉のしなやかさを取り戻す必要があります。
本来の筋肉の状態を戻すことで、腕を上げる時に前にひっぱるようなジャマな動きがなくなり、スムーズに肩が上がります。
筋肉ロックはヒトの心と同じ
ロックした筋肉がマッサージやストレッチでも改善しないのには理由があります。
人に脅かしたり、強く押したりしたら、その人は身構えるのではないでしょうか?
筋肉も同じ反応をします。強いチカラで引っ張ったり、押したりすると、「カラダを守るスイッチ」が反応して縮んで硬くなります。
これを筋肉ロックと呼んでいます。
もちろん押しても、ひっぱっても改善しません。
ゆるむんやはミオンパシー中心の施術により、筋肉にとって安心するような楽な姿勢を作り、筋肉を緩めていきます。
優しさと愛情の施術です。
ロックを外すことで、筋肉によって圧迫された血管は正常な流れを作り、痛みの根本改善に繋がります。
もまない、ゴリゴリ押さない、ひっぱらない ゆるむんやの施術を一度体験してみてはいかがでしょう?
オススメの施術コース
- ゆるむんや 通常コース(90分)
- ゆるむんや 通常コース(120分)(全身硬い方)
最後までお読みくださりありがとうございます。