腰痛などほとんどの不調の原因〜大腰筋!その重要な働きとは?
痛みの原因からアプローチで根本改善!福岡市中央区薬院のゆるふわ整体サロン ゆるむんや代表 もってぃです。
腰痛や猫背などの原因となる大腰筋ってどんな働きをしているのだろう?
今回は
- 大腰筋の働き
についてお話したいと思います。
大腰筋ってどんな筋肉?
大腰筋(だいようきん)は、上はみぞおちくらいの高さから腰にかけて背骨(腰椎といいます)に繋がってます。背骨から股関節をとおって、太ももの骨(大腿骨)の内側へつながっております。
大腰筋は腰痛のほとんどの原因となる筋肉です。
『腰』はカラダ(月)のかなめ(要)と書きますが、まさに大腰筋はカラダを動かすための中心的な役割…まさに要です。
腰痛だけでなく、猫背や肩こり、首の痛みや冷え性や生理痛などにも影響していることがあります。大腰筋はあらゆる痛みや不調の根本原因ともされる重要な筋肉といえるでしょう。
働き①からだを前に曲げる
腹筋が縮まるとともに大腰筋を縮めて、背骨を引っ張ることでカラダを前に曲げおじぎをする動きができます。またおじぎをするとき腰椎を支えて背骨を安定させる役割もあります。
※ここでいう腹筋は腹直筋、腹斜筋のことです。
腹筋運動も背骨を起こす動きで、実は腹筋よりも一番大腰筋が力を使って引っ張り上げます。通常のおじぎよりもカラダへの重みがかかるため、大腰筋に負荷がかかり筋肉がロックします。腹筋をすると腰痛になりやすいので腹筋運動はあまりオススメしません。
働き②股関節を動かし脚を上げる
大腰筋は骨盤をまたがって太ももの内側につながります。大腰筋を縮めることで、太ももを釣り上げます。このとき同時に骨盤にある筋肉(腸骨筋)が縮むことで骨盤が倒れ、脚がスムーズに上がってきます。(他にもふとももの前側や骨盤の横側の股関節の筋肉も使っていますが、ここでは主に大腰筋の働きのみに絞っています。)
働き③背骨を前から支える
- おじぎをするとき
- 立っているとき
- カラダをひねるとき
- カラダを横に傾けるとき
これらの動作を行うときに背骨が安定するように大腰筋が支えています。
ヘソの下に丹田がありますが、同じ高さの背中側がちょうど腰の背骨になる腰椎4番目〜5番目にあたります。ここがカラダを安定するポイントでもあり、腰痛の場合、このあたりの筋肉や関節の動きが悪くなります。
大腰筋がロックするとどうなる?
筋肉がロックすると腰椎という背骨を前に引っ張り、背中の筋肉や背骨の関節に負荷がかかります。
- カラダを反ることができない
- 骨盤後傾、骨盤が寝たまま
- 背骨が曲がったまま・猫背
- 股関節がくの字になる
- 歩幅が狭くなる
腰痛の方のほとんどはカラダを反らせて痛みが出るし、反らせる動きが苦手になります。
筋肉のロックがさらに進むと以下のような他の場所に影響がでます。
- カラダが横に傾いた感じがする
- カラダが安定しない
- 肩がこる
- 肩が上がりづらい
- 脚の血流が悪くなる・冷え性やしびれ
上記の詳しい内容は次のブログで説明したいと思います。
(でき次第、こちらのブログにもリンクしていきます)
大腰筋の動きのまとめ
大腰筋の働きについてまとめると
- おじぎするようにカラダを前に曲げる
- 股関節を動かし脚を上げる
- 背骨を前から支える
大腰筋のがロックすると
- 腰痛になりやすい
- カラダが反れない・反ると痛い
- 姿勢が悪くなる
- 歩幅が狭くなる
- 冷え性や足のしびれなども起きやすい
当サロンゆるむんやでは、肩やひざの痛みなど、さまざまな不調を改善するときは必ず大腰筋のロック解除を行います。それは大腰筋がカラダの要(かなめ)となっているからです。
痛みの原因はその方の日常生活や労働、ケガ歴などからわかることが多いです。その根本からたどると痛みは早く確実に改善できると信じています。
オススメの施術コース
- ゆるむんや 通常コース(60分)
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