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十字靭帯の手術歴あるけど ひざ痛は改善できる?

20230914
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あなた本来のチカラを引き出す福岡市中央区薬院のからだづくり整体サロンゆるむんや代表KEIYAです。 

  • ひざが痛いけど過去に靭帯切って手術したからかな?

たまに聞くスポーツ経験者のヒザ痛のお悩み・・・大丈夫です。ひざの仕組みはミオンパシーの得意分野です。

ひざの痛みはひざの仕組みを理解している施術者に任せることをおすすめします。なぜなら、ひざのしくみは腕や首と違って特殊な仕組みがあるから、正座など折りたたんだ動きなどが可能になります。

今回はひざの動きのなかでの靭帯の働きとひざの痛みとの影響について、10年以上福岡市で施術をしてきたミオンパシーセラピストが説明いたします。

靭帯ってどういう役割

関節が動くときに安定して曲げ伸ばしができるようにするための繊維性の束です。

骨を支えているので基本的にたるみもなく張った状態です。張った状態だからこそ骨がずれることなくきれいな曲げ伸ばしが可能になるのです。

もし靭帯が断裂すると、関節を曲げるとき不安定になり、関節が引っかかったり、関節が変な方向にずれてしまうことも?!

また、ひざのように前十字靭帯や後十字靭帯の損傷はひざを曲げ伸ばす動きができなくなります。

術後の靭帯は修復後で通常より短く硬くなっていることが多いです。

ひざの十字靭帯はひざの関節がぶつからないようなしくみ

ひざの靭帯

前十字靭帯や後十字靭帯というのを耳にしたことがありませんか?

ひざの関節を支える靭帯ですが、実はひざの曲げ伸ばしのときに大活躍します。

ひざの関節はすね側の骨(脛骨)に半月板というウスみたいなカタチがあり、太もも側の骨(大腿骨)はゴルフのドライバーみたいな変わったカタチをしております。

ひざを曲げるとき、後十字靭帯が同じ長さで脛骨を支えながら後ろにスライドさせます。

そうすることによって大腿骨が半月板位ぶつからずスムーズに曲げられるのです。

ドライバーみたいなカタチなのは、正座のような折りたたんだ曲がりを実現するためです。

逆にひざを伸ばすときは前十字靭帯がすねを前にスライドさせながら支えることによって、大腿骨をぶつからないようにしています。

特に多いケガの前十字靭帯の損傷は、ひざを伸ばす動きがうまくコントロールできなくなります。逆にひざを曲げる動きをがひっかかります。

そのため、前十字靭帯のスライドの動きを大腿四頭筋などの前ももにある筋肉が補助的にスネを前にひっぱり、ももの前がさらに緊張してしまうのです。

ひざの痛みは筋肉が原因

ひざを伸ばす筋肉_大腿四頭筋 ひざをまげる下肢部分の筋肉

ひざの痛みの原因はひざに関わる大腿四頭筋やハムストリングス、ふくらはぎにある腓腹筋の筋肉ロックに原因があると考えられます。

靭帯の損傷や強いひっぱりによる機能低下がおきると以下のような問題が起きます。

  • ひざを曲げるときにスネを後ろにスライドしづらく引っかかりを感じる
  • ひざを伸ばすときにスネを前にスライドしづらくきれいに伸びない

たとえば前十字靭帯が損傷や強い負荷で機能低下がおきたとき、前十字靭帯の機能である「ひざをのばすときにスネを前にスライドする動き」を大腿四頭筋などの前ももにある筋肉が補助的にスネを前にひっぱり、ももの前がさらに緊張してしまうのです。

そのため、ももの前側に強い負荷がかかり、筋肉内の毛細血管が圧迫されます。緊張で硬くなっている筋肉により、圧迫された毛細血管は血流が悪くなり、やがて酸素供給不足におちいります。その結果、ひざに痛みが生じるのです。

【チェック】ひざの痛みがある方はこの筋肉に痛みがありませんか?

もしひざに痛みがある方はこの筋肉をグリグリ押してみてください。

ひざの痛みのケース別ロック箇所確認
  • ひざが曲がらない方はももの前の筋肉
  • ひざが伸びづらい方はひざの裏、ももの後ろやおしりの上半分の筋肉

硬く痛みや痛気持ちいいなどの違和感がありませんか?

もし違和感があったら、痛みや違和感があった箇所が筋肉のロックで硬く縮んでいることが原因です。

特にひざは関節に負荷がかかることで、関節を包む幕に強い刺激やひっぱりを与え痛みを発します。

ひざの痛みのほとんどは関節の負荷です。

詳しくはひざの痛みに関連するブログをご覧ください。

ひざの筋肉をゆるめてロック解除することで、硬くなった筋肉が本来の長さに戻り、関節の負荷が軽減します。

実は靭帯も改善できます

筋肉をロック解除し痛みが軽減したとしても、靭帯が硬くて関節がスムーズにならず、痛みを引き起こすこともあります。

前十字靭帯や後十字靭帯もそのひとつです。

スライドがうまくいかないので、安定するために筋肉がかわりに収縮することでかばっている。

前十字靭帯や後十字靭帯も繊維の束です。

ひざを曲げるとき痛みが出る方は、すねを前に移動させ、前十字靭帯をゆるめます。

逆にひざを伸ばすときに痛みが出る方はすねを後ろに移動させ後十字靭帯をゆるめます。

そうすることで多少、靭帯の動きが改善されることがあります。

大事なのでもう一度言いますが、ひざの痛みのほとんどは関節の負荷です。

関節がスムーズに動かせるよう、周りの筋肉や靭帯の伸びを本来の状態に戻すことが改善の早道です。

筋肉の仕組みやひざの動きのメカニズムを理解するとホントの原因が見えてきます。

ひざの曲げ伸ばしの仕組みは特に複雑です。仕組みを理解したセラピストが丁寧に施術させていただきます。

最後までお読みくださりありがとうございます。

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