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腰痛を自覚した時点で手遅れ!筋肉ロックと腰痛などの痛みの関係

20240629
20240629
腰痛を自覚した時点で手遅れ!筋肉ロックと腰痛などの痛みの関係
  • 筋肉ロックしてすぐに腰痛になるの?
  • 腰痛になっても簡単に改善しますよね?

というイメージの方がいらっしゃいます。

筋肉がロックしてもすぐ腰痛などの自覚症状はありませんし、腰痛になったとき、原因が1つというわけでもありません。

今回は筋肉ロックが痛みになるまでのことを説明したいと思います。

腰痛と筋肉ロックの関係とは?

腰痛のほとんどは筋肉ロックが原因です。しかし筋肉ロックがすぐ腰痛に直結するわけではありません。筋肉ロックと腰痛に至るまでの話をここで説明いたします。

筋肉ロックとは

急な負荷と筋肉のロック

急な負荷や予期せぬ動きが起こった時、筋肉自身を硬く縮んで伸びない状態です。

負荷がなくなり、力を抜いてても常に力んだままです。

筋肉ロックの初期状態

筋肉ロックの初期状態は腰痛などの自覚はありません。

筋肉ロックは筋紡錘(きんぼうすい)という筋肉の制御を行う器官の異常です。

筋紡錘は筋肉全体を制御するわけでなく、筋繊維の束単位に存在するので、筋肉ロックは筋紡錘が硬く縮める範囲も小さい規模です。

ロックした部分の筋肉は思い通りに動かせないので、次に負荷がかかった時には他の部分の筋肉がかばってしまうため、他の部分の筋肉ロックが起きます。

その繰り返しにより、筋肉ロックの範囲が大きくなっていくのです。

筋肉のロックもひろがるにつれ、他の筋肉がかばっていくので、しだいに他の筋肉もロックしていきます。

腰痛と筋肉ロックの関係

筋肉ロックが腰痛になる時は主に2つ

  • 腰椎の関節に強い負荷がかかる
  • 腰椎を経由して、背中の筋肉が硬くなり血行不良になる

腰全体の痛みであればほとんど筋肉が硬くなることによる血行不良です

腰痛や筋肉ロックの影響を知ろう

腰痛になると、筋肉ロックはお腹の奥の大腰筋だけでなく、股関節の筋肉がロックしていることが多いです

  • 大腰筋
  • 大腿直筋(前もも)
  • 大腿筋膜張筋(骨盤とモモの横側)
  • 縫工筋や内転筋(内股)

まずこのあたりの筋肉が硬くなって、からだも前かがみになって背中に強い負荷がかかっている状態です

  • 腰痛だから背中を揉めば治るだろう!

というのは腰痛の繰り返しを引き起こし、大事な時に腰痛に我慢して仕事をしなければいけなくなるおそれがあります

さらにひどくなり上記4つの筋肉以外のロックも腰痛の原因になり、さらに腰痛の改善に時間がかかってしまいます

腰痛になる前にできること

腰痛の自覚がないときにも筋肉ロックが潜在しています

チェック方法はからだを後ろに反らせると簡単にわかります

腰を反らせて痛みが出ませんか?また動きづらさがありませんか?
  • 反りづらさを感じる
  • 反ると腰が痛い

こういう方は大腰筋がロックしています

最低でも大腰筋のセルフケアをすれば、腰痛予防になります

腰痛予防に大腰筋のセルフ整体

腰痛になった人もデスクワークが増えた人、腰痛予防をしたい人は大腰筋をゆるめましょう

大腰筋が正常な動きになると腰への負荷が減り、腰痛の軽減や予防につながります

大腰筋はヘソ付近とその上のみぞおち付近まで左右合わせて4箇所ゆるめることをオススメします

やり方は以下の通りです

①筋肉ロックをさがす

お腹の奥を横にグリグリ触って違和感があるかをチェック

お腹の奥を横にグリグリ触って違和感があるかをチェックします。

まずはおへそと骨盤のちょうど中間を横に動かして確認しましょう。

  • 痛い
  • いた気持ちいい、気持ちいい
  • くすぐったい
  • 痛くないけどゴリゴリ硬い

全く問題なければ、奥をゆるめるか、その上をチェックしましょう。

もし上記のような違和感がある場合、その箇所を指を離さず覚えておいてください。

違和感がある箇所が筋肉ロック箇所です!!

②筋肉をゆるめる

大腰筋のゆるめ方2「筋肉をゆるめる姿勢を作る」

指で押さえたところが柔らかく楽になるまで、カラダを前に曲げます。

楽になったとおもったら、もう一度お腹の奥を横にグリグリ触ってチェックします。

上記①のような違和感がなくなれば③にいきますが、それでも違和感が消えない場合、

  • カラダの曲げ方を浅くする
  • カラダの曲げ方を深くする
  • カラダを触った側と反対側にひねる(※)

※右側のお腹を触った場合は上半身を左側にひねる

最悪痛みが軽くなるだけでもOKです。

③姿勢を90秒キープする

大腰筋のゆるめ方3「姿勢を90秒キープする」

痛みがなくなった姿勢を作ったら、90秒キープします。

そのときにお腹に力が入らないように、ひじや腕をひざにひっかけて、支えてあげるのがベストです。

楽にダラーんとしている状態が理想です。

④元の姿勢に戻す

大腰筋のゆるめ方4「元の姿勢に戻す」

ここが一番重要です!!

おなかの力を使わずに腕だけでカラダを起こします。

お腹の力を入れると、力んだまま伸ばされるので、意味がありません。

ロックが外れた状態で全く縮まることなく元の位置に戻すことが本来の筋肉に改善するポイントなのです!!

最後にもう一度お腹をぐりぐり触ってチェックしましょう

痛みや違和感がなければ、触った箇所の上やその奥の筋肉をゆるめましょう。

また、反対側(右なら左)をゆるめましょう。左右のバランスも腰痛予防になります。

ストレスと筋肉ロックと腰痛

  • ストレスが腰痛の原因になるか?

という疑問に思ってる方もいらっしゃるでしょう。

結論から言うと影響します。

ストレスが筋肉ロックしやすい状態を作っています。

ポジティブな人とネガティブな人のほうが筋肉ロックしやすいです。

その理由を説明したいと思います。

身体の緊張とストレスの関係

ストレスは筋肉を硬くさせます。

イライラや緊張は筋肉にりきみが出て、動きも硬いです。

つまり筋肉が通常より縮んでいるので伸びづらくロックしやすいです。

また不安や落ち込んでいる状態は、ノルアドレナリンで血管を細くなり、血流が悪い状態。

エネルギー不足や老廃物蓄積も筋肉を硬くする原因となり、筋肉がロックしやすいです。

ストレスが腰痛の原因「筋肉ロック」に影響

ストレスでりきみや血流が悪くなることによって、筋肉が硬くなりやすくロックしやすい

もちろん通常よりも筋肉が縮んでいるので、腰痛を感じやすいです。

また、筋肉の緊張により筋肉があちこちガチガチになります。

日頃のストレスケアも大事ですが、意識がなくてもストレスを感じることがありますので、セルフケアで筋肉ロック解除しましょう。

筋肉ロック解除により、血流が改善するとともに自律神経も改善され、質の良い睡眠ができれば、ストレスもリセットしやすいと思います。

腰痛の慢性化

急激に重いものや筋肉に衝撃を与えない限り、腰痛は慢性的な痛みです。

なぜ腰痛は慢性の痛みとなるのでしょう?

腰痛が慢性化する原因とは

腰痛が時間がたってもずっと痛みが消えないのは、筋肉ロックが原因です。

なぜなら、筋肉ロックそのものが放っておいても改善しないからです。

さらに刺激を与えたら筋肉ロックが進み腰痛も悪化します。

放っておいても治るという考えは捨てて、筋肉を本来のしなやかな状態に維持し続けることをオススメします。

まずはセルフ整体、ひどい方はゆるむんやで施術を受けることをオススメいたします。

腰痛時のストレッチやマッサージの効果

腰痛時の過度なストレッチや筋トレ、マッサージは悪化するのでやめてください。

なぜなら、筋肉ロックで硬く縮んだ筋肉にとって、強い負荷や強い刺激となり、筋肉ロックがさらに強くなるからです。

一時的な気持ちいいも実はからだにとって危険信号のあらわれ!!

ストレッチやマッサージより、姿勢悪くダラーンとしてたほうが、からだには負担が少ないので、まだマシです。

もしツラいのであれば、前述のミオンパシーセルフ整体をオススメします。

腰痛改善に適切な治療院の選び方

腰痛改善に必要な治療院の選び方のヒントは2つあります。

  • 腰痛改善の目的と手段が明確か?
  • 腰痛に悩むかたに寄り添っているか?

受ける方が理解して、根本から改善するようなやり方でないと、腰痛は改善しません。

腰痛改善の目的と手段が明確か?

目的というのはどうなりたいか?施術を受けてどうなるのか?ということです。

とりあえず一時的でも良いから腰痛を改善したいならば、マッサージでも良いと思います。

しかし、腰痛に悩みたくないならば、根本改善を目指す治療院や整体サロンを選ぶことをオススメします。

手段は施術方法のことです。

この施術はどういう方法で、受けることでどうなるのか?

  • 筋肉をほぐす
  • 筋膜をはがす
  • 筋肉を伸ばす
  • 筋肉ロック解除のような制御にアプローチする

さまざまな手法がありますが、さきほどの目的と合っているか?を見極めることです。

目的と手段がずれている整体はかなりあります。

だからこそスタッフがしっかり理論的に説明する整体サロンに通ってください。

それが腰痛が改善の早道になります。

腰痛に悩むかたに寄り添っているか?

寄り添うと言う意味で大事なのは、あなたに良くなってほしいというスタッフの姿勢です。

  • しっかり根本から理論的に説明しているか?
  • どうしたら改善するのか?
  • 施術方法がからだにとって良い方向に向かうのか?

これらはカウンセリングと可動域チェックなど原因の確認をおこなっているかでわかります。

日頃のケアはどうしたら良いのかも説明できるところであればさらに良いと思います。

ゆるむんやでは、カウンセリングと可動域チェックにより原因を絞りこみ、どういう状態かを説明しています。

その後、からだに優しく根本的なアプローチ「ミオンパシー」でひとつひとつ丁寧に施術しています。

まとめ

筋肉ロックが起こっても、すぐには腰痛になりません。

日々の筋肉ロックの積み重ねにより、筋肉ロックした筋肉の範囲が広がります。

筋肉が伸びなくなり、腰椎や背中の筋肉に負荷がかかって、腰痛などの痛みへと変わります。

痛みがでたときには股関節や大腰筋など原因は一つではありません。

ひどい方は背中や太もも、ふくらはぎに至るまでロックしている方も?!

しっかりカウンセリングや動きのチェックなど根本原因をしっかりチェックし、痛みの原因を丁寧に改善することが、腰痛から悩まなくなる確実な方法です。

腰痛の悩みを根本から改善したいというお客様であれば、当サロンゆるむんやはお役に立てるとおもいます。

腰痛にずっと悩んでいましたら、いつでも気軽にご相談ください。

最後までお読みくださりありがとうございます。

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