前十字靭帯術後のひざやあしの痛みは筋肉ロックが原因

先日こういうニュースがありました。
将棋の対局で渡辺九段が脚の不調で対局が困難となり投了
フットサルで前十字靭帯を断裂し手術をされたとのこと
サッカーやフットサルであらぬ方向への負荷がかかることにより断裂することはあります。
ノーコンタクト(ぶつかって接触しない場合)でも断裂する場合は、原因がすでにひそんでいることもあります。
ケガや事故の場合は痛みの原因を改善すればそれ以上施術する必要はありません。
今回はスポーツのケガとすわってもたえれない脚の痛みについて、お話したいと思います。
最後までお付き合いくださいませ。
前十字靭帯損傷とは

前十字靭帯はひざの靭帯の一種で、ひざを伸ばすときに大腿骨(ふとももの骨)とスネがぶつかったりずれないように、一定の張りを作って安定させる働きをします。
前十字靭帯損傷や断裂はひざへあらぬ方向に負荷がかかることにより、一定の張りを持った靭帯が傷ついたり靭帯が切れてしまった症状です。
傷ついているので、炎症などによる痛みはかなりあります。
ほとんどの断裂までおきると手術が必要となります。その後の大変なリハビリも時間がかかります。
なぜ術後にイスにすわっても脚がつらい理由
同じ姿勢を維持できないくらいの脚の不調の理由はなんでしょうか?
前十字靭帯損傷や断裂には手術が必要なのもあります。
大事なのは手術後のケアです。
まず手術した箇所は硬くなっています。靭帯だけでなくひざに関係する筋肉も含みます。
筋肉が硬いままだと毛細血管への圧迫にて血行不良が発生し痛みや不快感をもつことがよくあります。
ケースとしては、イスにすわって太ももの筋肉が硬くて圧迫した、もしくはすわっているときにおしりやハムストリングス(ももの裏)がひっぱられている状態のままだったなど考えられます。
ひどくなるとふくらはぎのしびれや痛みなどにも発展しかねません。
ニュースでのつらさの原因も推測レベルではありますが、同様のことが起こったのではないでしょうか?
術後のケアにももの裏側やふくらはぎの筋肉ロック解除
前十字靭帯の損傷などの術後のケアで、ひざまわりの硬くなった筋肉のケアは重要です。
特にふくらはぎやひざまわりやももの横の筋肉がロックをケアすると痛みが改善します。
また、手術後の靭帯そのものも硬くなっている可能性があります。
ゆるむんやで扱っているミオンパシーは靭帯についてもロック解除も可能です。
しかし、その前にももの前側やふくらはぎやハムストリングスなどの筋肉ロック解除を行います。
筋肉が硬くゴリゴリした箇所をひとつひとつ丁寧にケアしていくことで、徐々に痛みの箇所や可動域を改善していきます。
もんだりひっぱったりしないからだもロックして硬くなった箇所も楽になる姿勢でゆるめるやさしいかつ本格的な整体です。
サッカーやフットサルはぶつかってもぶつからなくても、ケガはつきものです。
しっかり筋肉のケアを行えば、座ることができないというつらさも改善できると思います。
渡辺九段が仕事に影響がでなくなるまで回復されることを心より願っております。
みなさまもすわっていてひざや脚がつらいと感じていましたら、当サロンゆるむんやだけでなく、お近くのミオンパシーサロンにご相談ください。
みなさまが痛みやつらさを感じることなくたのしい日常生活を過ごせるよう心より願っております。
最後までお読みくださりありがとうございます。