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ひざを曲げると痛い?伸ばすと痛い?症状別ケア方法と原因解説

20250404
20250404
ひざを曲げると痛い?伸ばすと痛い?症状別ケア方法と原因解説

こんにちは、福岡市で10年間ミオンパシー施術の整体サロンを運営している「からだづくり整体サロンゆるむんや」代表もってぃです。

日々多くの方のからだの悩みと向き合う中で、特に40代〜60代の女性に多い「ひざの痛み」。「階段の上り下りがつらい」「正座ができなくなった」「立ち上がりがつらい」など、様々な症状でお悩みの方がいらっしゃいます。

実は、ひざの痛みには大きく分けて「曲げると痛い」「伸ばすと痛い」の2種類があり、その原因やケア方法は異なります。この記事では、それぞれの痛みの原因と効果的なケア方法についてご紹介します。

ひざの痛みの原因〜筋肉ロックとは〜

急な負荷と筋肉のロック

まず知っていただきたいのが「筋肉ロック」という現象です。これは急激な負荷がかかったときに、からだを守るために筋肉がガチンと硬く縮まってしまう防衛反応です。クルマを運転される方はまるでシートベルトを急に引っ張ったときのように急に伸びなくなるイメージといえばおわかりかと思います。

例えば、階段を踏み外したときや急に重いものを持ち上げたとき、筋肉は「これ以上動くと危険!」と判断して硬く縮んで、しばらく経っても硬くなったまま戻らない状態が筋肉ロックです。

他にも最近多くなったデスクワークや長時間の運転についても筋肉ロックを引き起こす原因となります。
こちらについては別の記事がございますので、よろしかったらお読みください。

筋肉ロックの特徴や影響

筋肉ロックになると以下のような特徴や影響があります。

筋肉ロックの特徴や影響
  • 筋肉の動きが制限される(伸ばしづらい)
  • 関節への負担が増加する
  • 血流が悪くなる
  • 痛みを感じるようになる

この筋肉ロックが、実はひざの痛みの大きな原因になっています。しかも、どの筋肉がロックしているかによって、痛みが起こるケースが変わってくるのです。

ひざの痛みに関しては大きく分けて2つの種類があります。

ひざの痛みの種類
  • ひざを曲げると痛い
  • ひざを伸ばすと痛い

ひざを曲げると痛い場合の原因とケア

ひざを曲げるときに、ひざに痛みを感じるケースです。

ひざを曲げると痛い主な原因

ひざを曲げるときに痛みを感じる場合、その主な原因は前もも(大腿四頭筋)の筋肉ロックです。前ももの筋肉が硬く縮んでいると、ひざを曲げようとしたときに「ブレーキがかかったような状態」になり、関節に負担がかかります。

この状態が続くと、ひざ周辺の関節に過度な負荷がかかり、痛みを引き起こします。特に階段をのぼるときや正座をするときに痛みを強く感じる方は、この前ももの筋肉ロックが原因かもしれません。

ひざを曲げると痛い方のケア方法

前ももの筋肉をゆるめることが重要です。ミオンパシーでは、この前ももの筋肉に優しくアプローチして自然にロックを解除していきます。

ご自宅でできるケア方法

ご自宅でもできるケア方法を紹介します。床の上で行うのでヨガマットがあれば安心です。

ゆるめる範囲
  • 前もものつけ根からひざまでの範囲をひとつひとつゆるめます。
前もものセルフ整体1
ケア方法
  1. ひざを伸ばした状態で、前ももをつけ根から指で硬い箇所を探す
    ※痛みや気持ちいい、不快感があればロック箇所です。
  2. ひざを上半身に寄せるように股関節を曲げる
    ひざは曲がってもいい
  3. ももの前側がやわらかく痛みがないかチェックし、痛みがあれば曲げ具合や股関節の開き具合を微調整
  4. 痛みがなくなれば太ももを手で固定し90秒キープ
  5. 固定した手で太ももの前を押し、ゆっくり戻す
    あしで戻さないように注意
  6. 痛みがなくなれば、別の箇所を探し、①から⑤まで繰り返し行う
前もものセルフ整体2

ふとももの前側のケア方法の詳細は別の記事で作成予定です。

ひざを伸ばすと痛い場合の原因とケア

ひざを伸ばすときに、ひざに痛みを感じるケースです。見た目でも立っているときにひざが曲がってたりするのがわかります。

ひざを伸ばすと痛い主な原因

ひざを伸ばすときに痛みを感じる場合は、ハムストリングス(太ももの裏側)やふくらはぎの筋肉ロックが主な原因です。これらの筋肉が硬く縮むと、ひざを伸ばす動作に抵抗が生まれ、関節への負担やひざの裏に負荷がかかり痛みを感じます

特に特に階段を下りるときや椅子から立ち上がるときに痛みを強く感じる方は、ハムストリングスやふくらはぎの筋肉ロックを疑ってみてください。

ひざを伸ばすと痛い方のケア方法

ハムストリングスやふくらはぎの筋肉をゆるめることが重要です。

ご自宅でできるケア方法

ご自宅でもできるケア方法を紹介します。床の上で行うのでヨガマットがあれば安心です。

今回はふくらはぎをゆるめる方法を紹介いたします。ふくらはぎをゆるめる姿勢をつくることで若干ハムストリングスの筋肉ロックも和らぎます。

ゆるめる範囲
  • ひざの裏側のへこんだ部分からアキレス腱付近までの範囲をひとつひとつゆるめます。かなり広いので触って特に硬いところや痛みを感じる箇所だけに絞ってやることをオススメします。
ケア方法
  1. ひざを伸ばした状態で、ももの裏側から指で硬い箇所を探す
    ※痛みや気持ちいい、不快感があればロック箇所です。
  2. ひざを曲げてかかとを反らせる
    女の子すわりのイメージ
  3. ふくらはぎの硬い箇所がやわらかく痛みがないかチェックし、痛みがあればひざの曲げ具合を微調整
  4. 痛みがなくなればそのまま90秒キープ
  5. ひざの裏を持ち、前側にひっぱりながら、ゆっくり戻す
    あしで戻さないように注意
  6. 痛みがなくなれば、別の箇所を探し、①から⑤まで繰り返し行う

ミオンパシー施術で筋肉ロックを解除

当サロンで行っているミオンパシー整体は、このような筋肉ロックを解除する施術方法です。一般的な整体やマッサージとは異なり、以下のような特徴があります:

  • マッサージやストレッチのように痛みを伴わない
  • 外から圧力をかけたり強引にひっぱったりしない
  • 内側にある筋肉の制御に働きかけ、自然な反応で筋肉をしなやかにゆるめる
  • まるで「北風と太陽」の太陽のように、優しくアプローチ

このアプローチにより、「無理に筋肉をほぐす」のではなく、「筋肉が自然にゆるむ環境を作る」ことで、つらさがラクになることを目指します。

ひざの痛みとうまく付き合うために

ひざの痛みは放っておくと、歩き方や姿勢が変わり、さらに別の部位にも負担がかかっていきます。早めのケアが大切です。

日常生活では以下のように気をつけましょう。

  • 急な負荷や負荷となる動きをできるだけ避ける
  • 定期的に筋肉をゆるめる時間を持つ
  • 痛みが強いときは無理をしない
  • ストレスに優しく、十分な睡眠をとる

そして何より、「痛みは警告信号」と捉え、からだのメッセージに耳を傾けることが大切です。

まとめ

ひざの痛みは、「曲げると痛い」「伸ばすと痛い」で原因が異なります。自分の症状に合わせたケアを行うことで、痛みの軽減や不快感が和らぐことが期待できます。

ミオンパシー施術では、それぞれの症状に合わせた筋肉へのアプローチで、多くの方の痛みのつらさがラクになるお手伝いをしてきました。自分でのケアだけでは不安な方、長年ひざの痛みでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

筋肉ロックを解除し、本来のしなやかなからだを取り戻すお手伝いをさせていただきます。福岡市内のサロンで、皆様のご来店をお待ちしております。

※この記事の内容は、医学的な診断や治療に代わるものではありません。痛みが強い場合や長期間続く場合は、医療機関への受診をおすすめします。

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