ゆるむんや

ホントの四十肩・五十肩は改善に時間要する!筋肉だけが原因じゃない

20230918
20230918
ホントの四十肩・五十肩は改善に時間要する!筋肉だけが原因じゃない

こんにちは

あなた本来のチカラを引き出すセラピスト 福岡市中央区薬院のゆるふわ整体サロン ゆるむんや 代表もってぃです。

ご紹介で肩があがらないお客様

腕の高さが水平より下の状態

それ以上腕を上げると、肩と上腕部に痛みが出る

詳しく話を聞くと

  • 腕を後ろにまわせない
  • 腕が水平よりあがらない
  • 横から上に腕があがらない
  • 肩を下げても痛みが出る

可動域チェックをするとさらに

  • 腕を内回ししても痛みが出る
  • 腕を外回ししても痛みが出る

こういういろんな方向に肩に痛みが出るのを四十肩・五十肩って呼ばれてます。

  • えっ、肩があがらないのが四十肩・五十肩じゃないの?

腕があがらないだけなら、四十肩・五十肩といいません。

例えば以前のブログの腕を上げると痛みが出るというケースがそうです。

しかし、いろんな方向に動かしても痛む四十肩・五十肩は改善に時間がかかります。

今回は

  • 四十肩・五十肩ってなにもの?
  • 四十肩・五十肩って時間がかかるの?

について書こうと思います。

四十肩・五十肩と他の違い

四十肩・五十肩というのは、肩関節のクッション(関節包)が硬くなってなめらかに動かせない状態です。

つまり、筋肉だけじゃないってことです。ひどいと炎症をおこしていることもあります。

ただ、腕を上げるのが痛い場合は四十肩・五十肩と言いません。

動作をジャマしている対象の筋肉がロックしているだけです。

肩の動きはいろんな動きができます。

  • 前から上に腕を上げる(屈曲)
  • 腕を後ろに引く(伸展)
  • 横から上に腕を上げる(外転)
  • まっすぐから腕を体の内側によせる(内転)
  • 腕を内側にまわす(内旋)
  • 腕を外側にまわす(外旋)
  • 水平にした腕を前から内側によせる(水平内転)
  • 水平にした腕を後ろに引く(水平外転)
  • 肩甲骨を首に近づける(挙上)
  • 肩甲骨を下に下げる(下制)

これだけたくさんの動きをさまざまな筋肉を使いコントロールしています。

筋肉ひとつに1つ〜3つくらいの役割を持ってると考えると、肩や肩甲骨の筋肉だけでもたくさんあります。

ただ、ある特定の肩の動きだけできない場合は、動きに逆らっている筋肉がロックして伸びなくなっているのが原因です。

例えば、肩を上げる時に痛みが出る場合、肩甲骨のインナーマッスル(脇の奥側)や広背筋、脇腹にある筋肉(前鋸筋)や二の腕の筋肉や背中にある僧帽筋などのロックが原因です。

しかし、四十肩・五十肩は筋肉のロックによって可動域が狭くなったことで、関節そのものが硬く、ひどいと炎症を起こしている状態です。

いわば動かす接続部分がサビているようなものです。

四十肩・五十肩は時間がかかる?

四十肩・五十肩の改善に時間がかかる理由は

  • 関節への負荷をなくす
  • 関節の炎症を減らす
  • 関節そのもののなめらかさの改善

が必要だからです。

最初の

  • 関節への負荷をなくす

は筋肉のロック解除を行い、筋肉が本来のしなやかさに戻れば、改善できます。

あらゆる動きができない四十肩・五十肩はもちろん肩や肩甲骨の筋肉すべてをゆるめる必要があるので、ひとつひとつ確実にロック解除するぶん時間がかかります。

  • 関節の炎症を減らす

肩の関節そのものの炎症がおさまるのは自然治癒力で改善するので時間がかかります。

つまり放置するしかありません。動かさずにじっとガマンするのも問題です。生活の範囲でムリのない動きをすればOKです。

  • 関節そのもののなめらかさの改善

これは前述と同じですが、関節のクッションがなめらかになるには、関節にある滑膜というクッションの表面にある部分の改善です。

まず肩周囲の筋肉ロックがなく可動域がもどっていることが前提です。

滑膜というクッションの皮の改善は炎症がない前提でお話ししますが、ゆっくり動かしているうちに改善することがあります。

まとめると肩関節の負荷は施術をすれば改善します。

肩関節そのものの炎症やなめらかさは施術以外のことで自然治癒のための時間が必要です。

  • ひとつひとつ確実に

ゆるむんやのモットーでもあり、改善が早まる重要なポイントでもあります。

四十肩・五十肩でない肩の痛みは筋肉ロック解除だけで改善

もちろん肩が上にあがらないだけの場合、筋肉ロックで上にあげる動きの可動域制限がかかっているだけなので、筋肉ロック解除すれば改善できます。

大事なのは硬くなった原因も改善すること

肩や肩甲骨の筋肉ばかり改善しても、どうして硬くなったのかを理解して改善しないと意味がありません。

例えば、巻き肩がある場合、巻き肩になる原因は大胸筋や脇腹の筋肉、脇の奥のインナーマッスルをロック解除する必要があります。

他にも猫背がある場合、前屈みから背筋の動きを制限させている可能性もあるため、体幹周りや股関節の筋肉をロック解除する必要があります。

お客様の日常生活やお仕事の動きからの負担や過去のケガ歴も十分に考慮しないと根本改善にはなりません。

痛みの改善だけでなく発生しないための根本改善が一番大事なのです。

まとめ

四十肩・五十肩のお客様も肩関節や肩甲骨周りの筋肉ロック解除と体幹や股関節の筋肉まで改善が必要です。

今回お悩みの方も筋肉ロック解除後、肩甲骨をゆっくり動かして、さらに動きが変わったあとにひっかかる筋肉のロック解除を行いました。

それで、水平より下までしかあがらなかったのが、斜め上60度まで改善されています。

腕も後ろに回せるように改善したようです。

しかし、施術箇所はたくさんあるので、複数回の施術が必要となります。

一時的でない根本的な改善はひとつひとつ丁寧に行う必要があります。

日常生活でラクに過ごせることで笑顔を取り戻してくれることが、嬉しいのです。

最後までお読みくださりありがとうございます。

オススメの施術コース

  • ゆるむんや 通常コース(120分)  と
  • ゆるむんや 通常コース(90分)×2回

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