パソコン作業でひじが痛い!ひじや腕だけでない意外な原因
痛みから解放されたら、何をやってみたいですか?
笑顔と楽しい日常を夢見るセラピストもってぃです。
福岡市中央区薬院で腰痛や膝痛の根本原因を優しいアプローチで改善 ゆるふわ整体サロン ゆるむんやの代表をしております。
パソコンを100文字を激速で打てる方増えましたよね。
私は前職SEですが、パソコン開発環境を整えていて、ある程度のコマンドは先頭入力候補に頼っていたので、今の人ほど速くはないです。速く正確に入力できる人ホント尊敬します。
さて今回は
- ひじが痛くてものが持ち上げられない
ひじばかり施術していてもまた痛みが出てなかなか改善しない。実は痛みがあるひじ以外の原因であることが多いです。
ズバリ!根本原因は肩甲骨周辺の筋肉
結論から言いますと、ひじの痛みや指の動きが悪い方は、肩甲骨まわりの筋肉ロックが原因です。
なぜなら、パソコンやピアノなど指で叩く動きには肩甲骨を波打つように動かしているからです。その役割を担うのが菱形筋という肩甲骨の間にある筋肉です。
肩甲骨のしなやかさの低下により、他の筋肉がかばってロックする
肩甲骨が波打つようになめらかに動かすことで、指や腕にに無駄な力が働かず力まないため、負担が少なく、ひじが痛くなることは少ないと思います。
しかし、巻き肩、カラダの前かがみ状態になっていると、肩甲骨が前に押された状態になります。肩甲骨を広げる菱形筋がひっぱられた状態になるため、肩甲骨の動きが悪くなります。
そうなると本来の肩甲骨が波打つような動きが制限され、腕や指でガタガタ音を立ててキーを強く打つような動きになります。
カラダはそもそも複数の筋肉が協力しあって負荷分散して動いているんですが、1つの筋肉がロックし機能低下することで、他の筋肉がかばって余計な負荷がかかり、それによりかばった筋肉がロックしやすくなります。
ここでは、上腕二頭筋や指を動かす前腕がかばって筋肉がロックし、やがて血行不良や筋肉がこれ以上伸びないためにひじに痛みが出たり、指が思うように曲げのばしができなかったりします。
そこで肩甲骨の動きをなめらかにするために、巻き肩や肩甲骨についている菱形筋などの背部をゆるめて、ロック解除することで改善できます。
腕への血行不良を起こすことによる痛み
もう一つが、巻き肩になることで、固くなった筋肉が周囲の血管やリンパを圧迫することによって、腕周りの流れが悪くなることで筋肉が硬くなり痛みになることです。
ひじ周りがどうやってもゆるまない場合、血行不良によるエネルギー不足や老廃物の蓄積による筋肉の拘縮も考えられます。
筋肉はエネルギー不足や老廃物の蓄積で硬くなることがあります。
もちろん筋肉が硬く縮んでいると周囲の毛細血管の流れを阻害し、酸素供給不足になることで痛みが出ます。
この場合は、巻き肩になる原因、大胸筋や小胸筋、前鋸筋(ぜんきょきん)、肩甲下筋などの筋肉ロックを解除することで改善します。
特に肩甲下筋は脇の下の奥にあり、周囲には腕へつながる血管やリンパ管が集まっているため、血液の流れを改善するには肩甲下筋のロック解除がとても重要です。
もちろんひじ周りの筋肉も改善は必要です
根本原因と同様に、ひじまわりの筋肉は無理な力がかかって筋肉のロックが起こっているため、改善が必要です。
ひじ周りの筋肉はたくさんの機能があります。
- ひじを曲げる筋肉
- ひじを伸ばす筋肉
- 手首を曲げる筋肉
- 手首を伸ばす筋肉
- 指を曲げる筋肉
- 指を伸ばす筋肉
- 前腕をひねる筋肉
※前腕はひじから手首までの部分です。
まずこれらの筋肉に血行が滞っていない場合、痛みが出ます。その場合、腕につながる筋肉をゆるめ血液の流れを作ってあげる必要があります。
詳しくは、前述 「ズバリ!根本原因は肩甲骨周辺の筋肉」 をご覧ください。
パソコン操作で重要なのは「指を曲げる筋肉」や前後にある上腕の筋肉です。
キー操作が多い方は二の腕パンパン
二の腕=上腕三頭筋はひじを伸ばす機能です。パソコンで速いキー操作をされている方、二の腕触ってみてください。パンパンに張っていませんか?
パソコン操作で、姿勢面でひじを軽く曲げて操作しているはずです。
ひじを軽く曲げた姿勢のままキー操作で指を叩くと、指の伸筋が伸ばされると同時に肘関節の反対側が関節を維持するため上腕三頭筋がひっぱられます。
長時間速い操作を行うと疲れていき、腕や二の腕の筋肉が硬く縮まります。筋肉が硬くなると、曲げる状態で指を動かすたびに肘関節に負担がかかって、徐々に筋肉のロックが強くなり、その日々の積み重ねで痛みに変わります。
指が曲がりっぱなしの方は、前腕や二頭筋のロック
もう一つのロック箇所は指を曲げる筋肉です。指の筋肉は前腕の内側にあり、ひじ付近で上腕二頭筋と筋肉で繋がっているため、ロックするとひじ関節に負担がかかることがあります。
指に強い負荷がかかると前腕の筋肉がロックし、指がグローブみたいに曲がった状態になることがあります。
試しに強くギューッと握ったあと力を抜くと、グローブみたいに指が伸びていない状態になりませんか?
もし、指が曲がったまま戻らない方は、前腕のロックをゆるめてください。
また、ひじが曲がったまま伸びない場合、ロックした前腕の筋肉が上腕二頭筋を引っ張っている可能性があります。さらに上腕二頭筋がロックしていることもあります。
ひじに痛みがあるといってもひじの動き、指の動き、肩の動きをしっかりチェックしながらひとつひとつ改善していけば、痛みだけでなくお仕事でも気持ちよくキー操作ができるようになれます。
前腕や上腕二頭筋を自分で改善してみましょう
痛みが酷くなる前に、休憩時間で予防しませんか?
- テーブルにクッションなどを起きます
- クッションの上にひじを載せて腕は伸ばしておきます
- 【チェック】前腕を指先で軽く押して横にグリグリ動かします
- 【チェック】痛みや痛気持ちいい、くすぐったい場合、その場所を指で覚えておきます
- 【ゆるめる】違和感がある箇所が痛みがなくなるまで腕をゆっくり曲げます
- 【ゆるめる】違和感が取れない場合、親指ー痛みの箇所ーひじが一直線になるように手首を曲げる
- 【キープ】痛みがなくなれば姿勢をそのままキープします
- 【戻す】反対の腕でゆっくり曲げた腕を元の位置に戻します
- 【再チェック】違和感のある箇所をもう一度グリグリ押して痛みが消えれば成功です
- 別の違和感がある箇所を探す→【チェック】へ
このように痛みの箇所がなくなれば、前腕や指の筋肉がゆるみ、ひじへの負担も軽くなります。
上腕二頭筋は脱力していれば上記前腕のロック解除を行っている間にゆるむことがあります。上腕二頭筋も基本的に同じやり方です。
ぜひお試しください。
別のミオンパシーの方の動画で「ミオンパシーセルフ整体 前腕」でゆるめ方が公開されています。あまりわからないなと思う方は動画もご覧ください。
※ゆるむんやの動画でも作成中です。もうしばらくおまちください。
パソコン操作でひじが痛い方のまとめ
- 肩甲骨周りの筋肉がロックしていると腕に負担がかかる
- わきの下奥の肩甲下筋が硬いと腕以下の血行を妨げることがある
- 血行不良による酸素不足状態は痛みの原因となる
- 上腕二頭筋や三頭筋も硬いとひじ関節に負担がかかる
- 前腕の筋肉のロックは直接原因で自分でゆるめられる
痛みには必ず原因があります。痛みに悩み続けるなら、筋肉ロック解除の施術を一度体験してはいかがでしょう?
オススメの施術コース
- ゆるむんや 通常コース(90分)
- ゆるむんや 通常コース(120分)(全身硬い方)
上記のほかにセルフ整体からやってみて実感してみる方法もあります。
当サロンは施術だけでなくオンラインでセルフ整体教室も行っております。
お急ぎの方、移動時間が大変な方は個別セルフ整体をおためしください。
みなさまの笑顔と改善したとき将来やってみたいことを当サロンゆるむんやは全力で応援いたします。
最後までお読みくださりありがとうございます。