座ると腰が痛い!根本原因と効果的な対策法とは?
福岡市の腰痛改善ならゆるむんやです。
座ってしばらく時間が経つと、イタタタと腰が痛くなる
座ると腰が痛いお悩みのあなた!腰や股関節ばかりケアしていませんか?
それでは改善しません!
今回は座ると痛い腰痛の意外な原因をお話したいと思います。
座ると腰痛になる理由とは?
座っていると腰痛になるのは座っている姿勢で硬くなった筋肉がひっぱられてい血行不良になっているからです
おわかりでしょうか?
痛みの原因は太ももの裏ハムストリングスとお尻の筋肉大臀筋や中殿筋です
ではなぜこうなるのか?順を追ってお話いたします
①長時間デスクワークによる股関節のロック
座ると腰が痛いほとんどの方はデスクワークのお仕事です。
デスクワークの筋肉ロックは長時間座るのほうではなく、その後の立ち上がる動作で起こります。
股関節や大腰筋がこのときに筋肉ロックし、反りづらい状態になります。
詳しくはこちらをご覧ください
股関節のロックから反り腰に?!
デスクワークで股関節で反りづらい状態になると、股関節がくの字になります。
つまり太ももが前に出ている見た目
その状態になると太ももの前側や骨盤の横側が緊張して支えます。
やがて太ももの前側(大腿直筋)と骨盤の横側(大腿筋膜張筋)が筋肉ロックし、次第に骨盤が下に引き下げられます。
大腰筋はひっぱられたままですので、腰が反れておしりが後ろにでるような姿勢「反り腰」になります
ふとももやお尻の筋肉のこわばり
反り腰になると、まずおしりに負荷がかかり、強くひっぱられます。
そのまま座ると、おしりはさらにひっぱられ、ふとももも緊張した状態になります。
ふとももの裏やおしりの筋肉が限界に達したときに筋肉がロックされ、筋肉ロックの蓄積でおしりから腰にがひっぱられ、緊張状態で腰あたりが血行不良になり腰痛になります。
腰痛のほとんどは別の筋肉からひっぱられ、血行不良で痛みを感じます。
腰ばかり施術しても意味がないのはこういう経緯をたどって痛みになっていることにみなさん気づいていないからです。
座ると腰痛にならないための改善方法
おしりや太ももの裏を筋肉ロック解除すれば座ると腰が痛くなる状態は改善します。
しかし、それだけでは再発します。なぜならまた股関節のロックをおしりや太ももがかばってしまうからです。
ですので、根本から改善すると楽になります。
- 体幹の筋肉の改善
- 股関節の筋肉の改善
- ハムストリングスやおしりの筋肉の改善
体幹の筋肉の改善
腰痛改善でもっとも重要なのが体幹の筋肉です。
おもに、大腰筋、腸骨筋ですが、座って痛い場合は腹斜筋もゆるめることをおすすめします。
やり方は大腰筋と腹斜筋はほぼ同じです。違うのはグリグリ触るところが表面が腹斜筋で、奥が大腰筋です。
①筋肉ロックをさがす
お腹の奥(腹斜筋ならおなか全体をあちこち)を横にグリグリ触って違和感があるかをチェックします。
まずはおへそと骨盤のちょうど中間を横に動かして確認しましょう。
- 痛い
- いた気持ちいい、気持ちいい
- くすぐったい
- 痛くないけどゴリゴリ硬い
全く問題なければ、奥をゆるめるか、そのまわりをチェックしましょう。
もし上記のような違和感がある場合、その箇所を指を離さず覚えておいてください。
違和感がある箇所が筋肉ロック箇所です!!
②筋肉をゆるめる
指で押さえたところが柔らかく楽になるまで、カラダを前に曲げます。
楽になったとおもったら、もう一度お腹の奥を横にグリグリ触ってチェックします。
上記①のような違和感がなくなれば③にいきますが、それでも違和感が消えない場合、
- カラダの曲げ方を浅くする
- カラダの曲げ方を深くする
- カラダを触った側と反対側にひねる(※)
※右側のお腹を触った場合は上半身を左側にひねる
最悪痛みが軽くなるだけでもOKです。
③姿勢を90秒キープする
痛みがなくなった姿勢を作ったら、90秒キープします。
そのときにお腹に力が入らないように、ひじや腕をひざにひっかけて、支えてあげるのがベストです。
楽にダラーんとしている状態が理想です。
④元の姿勢に戻す
ここが一番重要です!!
おなかの力を使わずに腕だけでカラダを起こします。
お腹の力を入れると、力んだまま伸ばされるので、意味がありません。
ロックが外れた状態で全く縮まることなく元の位置に戻すことが本来の筋肉に改善するポイントなのです!!
最後にもう一度お腹をぐりぐり触ってチェックしましょう
痛みや違和感がなければ、触った箇所の上やその奥の筋肉をゆるめましょう。
また、反対側(右なら左)をゆるめましょう。左右のバランスも腰痛予防になります。
股関節の筋肉の改善
次に反り腰になる原因の太ももの前や骨盤の横の筋肉ロックを解除すると、背中への負荷が減ります
対象の筋肉は骨盤からふとももあたりを中心にゆるめていきます。
セルフ整体もございますが、もし興味ございましたら、一度全体的な施術2〜3回を受けたあと、ゆるむんやのセルフ整体個別教室をお選びください。
ハムストリングスやおしりの筋肉の改善
この時点である程度の改善は見込めますが、トドメにここをゆるめることをおすすめします。
そして痛みの直接原因であるハムストリングスと大殿筋や中殿筋をゆるめることで、腰を引っ張る原因がほとんどなくなります。
痛みの原因が改善して、皆さんが笑顔にかわるることがホントの改善になります。
痛みの原因の根本まで改善していきましょう。
座ると腰痛になる方に意味のない対策
座ると腰痛になる原因は筋肉ロックです。ロックが改善しないと意味がありません。
次のことは腰痛改善には意味のない対策です。ただ気やすめでやるにはいいと思います。
【無意味な対策①】腰痛対策のイスやクッション選び
クッション選びそのものが悪くなった結果に対してアプローチしているだけです。
なぜならクッションはイスとの接触に対する緩衝材でしかないからです。
痛みの本質は筋肉が伸ばされたときに痛み出ているということをお忘れなくお願いいたします。
【無意味な対策②】姿勢を正す
- 腰が痛いのは姿勢が悪いからだ!
と言って真っ直ぐな正しい姿勢を意識する方もいらっしゃいます。
やっている方に聞きます。
- それでほんとにつらさが解消しましたか?
なぜこう聞くかというと、縮まっている筋肉を無理やし伸ばしているという無理な動きをやっているからです。
もちろんカラダはつらいので元の曲がった姿勢に戻ります。
正しい姿勢にしたいなら、体幹や股関節の筋肉ロックを外し、正常なしなやかな筋肉に変えることです。
座ると腰痛になる方がやってはいけないこと
座ると痛い腰痛だけでなく、腰痛の方全体に言えることですが、やってはいけないことを上げます
共通するのは
- 硬くなった筋肉無理をさせること
なんです。その例を挙げさせていただきます。
【リスクある対策①】腹筋やスクワット
よく整形外科や整骨院で、筋力が衰えているから鍛えなさいって言われて筋トレされている方をたまに聞きます。
はっきりいいます
- 腰痛が悪化するリスクが高まります
特に腹筋は腰痛の原因となる大腰筋や大腿筋膜張筋を酷使し、負荷により、さらにロックを広げます。
いくら医療の専門家が言ってるとしても、やってみてなんかさらに悪くなった気がすると思ったら、やめてください。
【リスクある対策②】脚やおしりの過度なストレッチ
筋肉ロックってどういう状態ですか?
- 筋肉が硬く太く縮んだ状態
- 筋肉は伸びない
このような筋肉に対して、伸ばすとどうなるでしょう?
いままで説明した通り筋肉がひっぱられさらにロックします
なぜなら、硬くなった筋肉を無理やり伸ばすと、筋肉の状態が伸び切った状態のままコントロールの効かない状態になり、逆に力が入らなくなります。
ストレッチ中やストレッチしたのにケガが多いのは、筋肉が硬いのを無理やり伸ばそうとする不自然な行為から生み出されています。
筋肉の制御をもとに戻すという理解が深まれば、ケガも少なくなることでしょう。
まとめ
座って痛みが出る腰痛について、原因と腰痛の起こる順序、対策についてお話しました。
すぐに痛みの原因ができるわけでなく、徐々に筋肉ロックが広まり、体幹から股関節、そしてふとももやおしりへと広がって、やがて痛みになります。
広範囲なので、一番硬くなった箇所をロック解除するだけでも楽にはなります。
もし、座って痛みが出るようであれば、福岡市薬院のミオンパシーサロンであるゆるむんやにいつでもご相談ください。
お待ちしております。
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