生理痛と腰痛の関係性〜筋肉をゆるめて根本から楽になる方法

毎月訪れる生理痛と腰痛に悩まされていませんか?「これは女性の宿命だから…」とあきらめていませんか?実は、そのつらい痛みの多くは、筋肉の緊張が大きく関わっています。福岡市の整体サロン「ゆるむんや」では、10年以上にわたり多くの女性の生理痛と腰痛の悩みに向き合ってきました。今回は、痛み止めに頼らず、筋肉をゆるめることで、腰痛だけでなく生理痛のつらさからの解放へと向かうためのケア方法についてお伝えします。
- 生理痛と腰痛の深い関係
- なぜ生理中に腰痛が悪化するのか
- 筋肉の緊張が生理痛と腰痛を悪化させる仕組み
- 生理痛と腰痛に影響する主な筋肉とその働き
- 腰回りの筋肉が硬くなるメカニズム
- 日常生活での姿勢や動作が筋肉に与える影響
- 従来のアプローチとその限界
- 無理なストレッチや激しいマッサージの問題点
- 一時的な対処ではなく根本からのケアの重要性
- 筋肉をゆるめて生理痛・腰痛を和らげる考え方
- 内側からゆるめるアプローチの効果
- 「北風と太陽」の例え – 強制ではなく自然な回復を促す
- 自宅でできる筋肉をゆるめるセルフケア
- 生理痛・腰痛に効果的なセルフ整体の手順
- 続けることの大切さと日常への取り入れ方
- 福岡市のからだづくり整体サロン「ゆるむんや」の施術について
- 生理痛・腰痛改善のための施術アプローチ
- お客様の声〜生理痛と腰痛の事例
- 生理痛・腰痛からの解放へ向けて
- 長期的な視点での身体づくりの大切さ
- 長期的な視点で自分の身体と向き合う
- 初めての方向けお試しコースのご案内
- 最後に
生理痛と腰痛の深い関係

多くの女性が抱える「生理痛と腰痛」の悩み
日本人女性の約80%が生理痛を経験し、そのうち約3割が鎮痛薬を服用しているそうです。また、約半数が日常生活に支障をきたすほどの重い痛みを経験したというデータもあるようです。
- 「生理前から腰が重くなり、生理中はまるで鉄板を背負っているよう」
- 「生理痛で横になると、腰の痛みで寝返りも打てない」
- 「仕事中、腰の痛みで集中できない日が毎月ある」
このような声は、当サロンでよく耳にする悩みです。生理痛と腰痛は関連していることが多いです。
なぜ生理中に腰痛が悪化するのか
生理中に腰痛が悪化する理由はいくつか考えられます。まず、生理中は子宮内膜から分泌されるプロスタグランジンという物質が増加します。この物質は子宮を収縮させて経血を排出する働きがありますが、同時に痛みや炎症を引き起こす作用もあります。
また、ホルモンバランスの変化により、骨盤周りの靭帯が緩みやすくなり、骨盤の安定性が低下することも腰痛の一因となります。さらに、生理中は体内に水分が溜まりやすく、これが腰回りの筋肉に余分な負担をかけることも。
しかし、これらの生理現象に加えて、最も見落とされがちなのが「筋肉の緊張」の影響です。
特に子宮を収縮させる括約筋(かつやくきん)の収縮と腰痛の原因となる筋肉の緊張が密接にかかわることが多いです。
筋肉の緊張が生理痛と腰痛を悪化させる仕組み
私たちの体は、痛みを感じると自然と筋肉が緊張します。生理痛を感じると、無意識のうちに腹部や腰回りの筋肉が緊張状態になります。腹部や腰回りの筋肉がすでに緊張していると、その緊張がさらに血行を悪くして痛みを増幅させるという悪循環が生じます。
この「筋肉の緊張 → 血行不良 → 痛みの増加 → さらなる筋肉の緊張」というサイクルが、多くの女性の生理痛と腰痛を長引かせ、つらい症状を引き起こしているのです。
つまり、生理痛と腰痛の軽減には、この筋肉の緊張をいかにゆるめるかが鍵となります。
生理痛と腰痛に影響する主な筋肉とその働き

骨盤周りの筋肉と生理痛の関係
生理痛と深く関わる筋肉のひとつが、腸腰筋(ちょうようきん)も見逃せない存在です。この筋肉は背骨から大腿骨にかけて伸びており、姿勢維持や脚の動きに関わります。腸腰筋が緊張すると、子宮や卵巣などの骨盤内臓器を圧迫し、生理痛を悪化させる要因となります。
腰回りの筋肉が硬くなるメカニズム
腰痛に大きく影響するのが、腸腰筋や恥骨筋、腰方形筋(ようほうけいきん)などの腰回りの筋肉です。長時間のデスクワーク、運動不足、ストレスなどが原因で、これらの筋肉は徐々に硬くなっていきます。
特に現代の日本人は、長時間の忙しい労働によって、しだいに腰に関わる筋肉が緊張状態にあります。この状態で生理が始まると、ホルモンの影響や痛みによる防御反応でますます筋肉が緊張し、硬くなった筋肉が周囲の血管を圧迫して痛みを増幅させるのです。
日常生活での姿勢や動作が筋肉に与える影響
私たちの日常生活の姿勢や動作は、筋肉の状態に大きな影響を与えています。
- 長時間のデスクワーク
- 重い荷物を片方の肩や手に偏って持つ習慣
- ハイヒールなど足に負担のかかる靴の常用
- 冷えによる筋肉の緊張
こういう状況のなかで立ち上がったりなど急な動きによって「筋肉ロック」と呼ばれる状態になります。こういった習慣が積み重なることで、徐々に筋肉が本来の柔軟性を失い、血行不良を引き起こし、生理痛や腰痛の原因となるのです。
従来のアプローチとその限界
鎮痛剤に頼り続けることのリスク
生理痛や腰痛の対処法として、多くの女性が鎮痛剤を使用しています。確かに、鎮痛剤は一時的な痛みの緩和には効果的です。しかし、毎月繰り返し使用することで、胃腸への負担や薬の効きにくさ(耐性)といった問題が生じることがあります。
また、鎮痛剤はあくまで「痛みを感じにくくする」対処療法であり、痛みの根本原因である筋肉の緊張状態を改善するものではありません。痛みの原因に働きかけなければ、翌月も同じ痛みに悩まされることになります。
無理なストレッチや激しいマッサージの問題点
「筋肉をほぐす」という目的で、強いストレッチやマッサージを試される方も多いでしょう。しかし、すでに緊張している筋肉に対して強い刺激を与えると、かえって筋肉が防御反応で緊張し、状態が悪化することがあります。
特に生理中は、体が敏感になっている時期。無理なストレッチやひねり、強いマッサージは筋肉に新たなダメージを与え、回復を遅らせる可能性があります。
一時的な対処ではなく根本からのケアの重要性
痛み止めや一時的なマッサージなどの対処法は、その場しのぎになりがちです。しかし、本当に必要なのは「なぜ痛みが起こるのか」という根本原因に対するアプローチです。
生理痛や腰痛の多くは、長年かけて形成された筋肉の緊張パターンが関わっています。この緊張パターンを変え、筋肉が本来持つ柔軟性を取り戻すことが、痛みから解放される近道なのです。
筋肉をゆるめて生理痛・腰痛を和らげる考え方
「筋肉ロック」とは何か

「筋肉ロック」とは、筋肉に対する大きな負荷やひっぱりに敏感に反応し、体を守るように縮まって、硬くなった状態のことです。デスクワークでは長時間座ったあとに急に立ち上がると今回の原因となる大腰筋の筋肉はロックします。この筋肉がロックした状態では筋肉が本来の弾力性を失い、血液やリンパの流れが滞り、老廃物が溜まりやすくなります。
筋肉がロックされると、次のような悪影響が生じます:
- 血行不良により酸素や栄養の供給が減少
- 老廃物の滞留による炎症や痛みの発生
- 周囲の血管への圧迫による痛みや違和感
- 筋肉本来の動きが制限され、身体の歪みの原因に
腰痛に悩む方の多くは、この「筋肉ロック」の状態にあることが当サロンでの施術を通して見えてきました。
内側からゆるめるアプローチの効果
では、この筋肉ロックをどのように解消すればよいのでしょうか。当サロンで実践している「ミオンパシー」は、外からの強い刺激ではなく、内側からのゆるやかな変化を促すアプローチです。
筋肉に対して「ゆるめなさい」と命令するのではなく、筋肉が自ら緊張を手放せる「筋肉にとってラクな」環境を整えることが重要です。これにより、筋肉は自然に本来の柔軟性を取り戻し、血流が改善され、痛みの悪循環から抜け出すことができます。
実際に当サロンでは、腰痛の施術を受けられたお客様から「その後の生理痛が驚くほど軽減した」というお声をよくいただきます。筋肉をゆるめることが、生理痛と腰痛の両方に効果をもたらす証拠です。
「北風と太陽」の例え – 強制ではなく自然な回復を促す
ミオンパシーの考え方は、「北風と太陽」のイソップ寓話に例えることができます。旅人のコートを脱がせるのに、北風のように強く吹きつける(強制的にもみほぐす)のではなく、太陽のようにやさしく温める(自然な回復を促す)アプローチです。
筋肉に対して無理な力を加えると、筋肉は防御反応として余計に緊張します。しかし、適切な環境を整えてあげると、筋肉は自らの力でゆるみ、本来の状態を取り戻します。これが「内側からゆるむ」という考え方の核心です。
自宅でできる筋肉をゆるめるセルフケア
セルフ整体の基本原則
自宅でも実践できるセルフケアの方法をご紹介します。ミオンパシーの考え方に基づくセルフ整体は、次の基本原則に従います
- 痛みを伴うほどの強い刺激は与えない
- 筋肉に「ゆるむ」時間を与える
- 自然な呼吸でリラックスした状態で行う
- 無理な姿勢やストレッチはしない
これらの原則を守りながら、以下のセルフ整体を実践してみてください。
生理痛・腰痛に効果的なセルフ整体の手順
<セルフ整体の手順>
- 1. ロックした筋肉をさがす
- 2. ゆるめる
- 3. 90秒キープする
- 4. 力が入らないようにゆっくり戻す
具体的な実践方法として、腰痛と生理痛に効果的な以下のセルフケアをご紹介します:
腰回りの筋肉をゆるめるセルフケア

1. おへそと骨盤の中間あたりの硬くなっている部分(筋肉ロック)を探します

2. 見つけたら、ゆっくり体を前に曲げます。
(触ったところがやわらかくなり痛みがなくなるイメージ)

3. そのままの状態で90秒間キープします

4. 深く呼吸をしながら、ゆっくりと手を離します
これらのセルフケアは、痛みを感じたときだけでなく、予防として日常的に取り入れることで効果を発揮します。
くわしくはこちらをご覧ください。
続けることの大切さと日常への取り入れ方
セルフ整体は、一度や二度行っただけでは大きな変化を感じにくいかもしれません。大切なのは継続することです。
- 就寝前のリラックスタイムに実践する
- テレビを見ながらなど、隙間時間に行う
- 生理前の1週間は特に意識して行う
また、日常生活での姿勢や動作も見直すことで、筋肉の緊張を予防することができます。
- デスクワーク中は30分ごとに姿勢を変える(離席してトイレなどに移動もOK)
- スマホを見るときは目線を下げるのではなく、スマホの位置を上げる
- 重い荷物は両手で持つか、左右交互に持つ
- 冷えを防ぐために上着や毛布など全身を温める習慣をつける
これらの小さな習慣の積み重ねが、筋肉の状態を改善し、生理痛や腰痛の予防につながっていきます。
福岡市のからだづくり整体サロン「ゆるむんや」の施術について

ミオンパシー施術の特徴と考え方
当サロン「ゆるむんや」では、ミオンパシー整体を10年以上施術しています。ミオンパシーの最大の特徴は「もまない、ストレッチしない、ぽきぽきしない」整体法であること。従来の整体とは一線を画す、からだに優しいアプローチです。
ミオンパシーでは、硬く縮まった筋肉(筋肉ロック)をゆるめることによって、自然に内側からまるで人の心が開くように筋肉の硬さがしなやかになっていきます。外からの刺激で筋肉を無理に変化させるのではなく、筋肉が本来持っている自然治癒力を引き出す施術なのです。
生理痛・腰痛改善のための施術アプローチ
生理痛や腰痛に悩む方への施術では、特に骨盤周りや体幹、お腹の筋肉の緊張に注目します。施術では、お客様の身体の状態を丁寧に確認しながら、個々の方に最適なアプローチで筋肉のロックを解消していきます。
当サロンの施術は、一時的な痛みの緩和ではなく、根本的な筋肉の状態を改善することで、長期的な痛みからの解放を目指しています。施術後は、自宅でのセルフケアについてもアドバイスさせていただき、日常生活の中での改善をサポートします。
お客様の声〜生理痛と腰痛の事例
先日、当サロンに通われたお客様で腰痛のお悩みでお越しいただいたのですが、このような喜びの声をいただいています。
- 「腰痛のためにゆるめる施術を受けたのですが、その後の生理の時に驚きました。いつもなら激しい腹痛で寝込むのに、今回は眠気があるだけで、お腹の痛みをほとんど感じなかったんです。こんな生理は初めてでした。」(30代 女性)
筋肉をゆるめるアプローチが腰痛だけでなく生理痛のお悩みにもお役に立っていることを示しています。
生理痛・腰痛からの解放へ向けて

日常生活で意識したい筋肉へのやさしいケア
生理痛や腰痛から解放されるためには、施術を受けるだけでなく、日常生活での意識も大切です。筋肉へのやさしいケアとして、以下のポイントを意識してみてください:
- 急な動きや無理な姿勢を避ける
- 長時間同じ姿勢を続けない
- 適度な休息をとり、セルフ整体などで筋肉に回復の時間を与える
- 温かい飲み物や食事で体を内側から温める
これらの小さな心がけが、筋肉の緊張を予防し、痛みのない快適な日常生活につながります。
長期的な視点での身体づくりの大切さ
生理痛や腰痛は、長年かけて形成された身体の状態が影響しています。したがって、改善にも一定の時間がかかることを理解しておくことが大切です。
「一日で治る」「即効性のある方法」を求めるのではなく、
長期的な視点で自分の身体と向き合う
ことで、真の意味での改善が得られます。無理なく続けられるセルフケアを日常に取り入れ、定期的な専門家のケアを組み合わせることで、徐々に痛みのない身体を取り戻していきましょう。
当サロンでは、お客様一人ひとりの状態に合わせた「からだづくり」のサポートを行い、痛みに悩まない快適な日常生活を送るための後押しをしています。
初めての方向けお試しコースのご案内
「生理痛や腰痛の悩みはあるけれど、整体は初めて…」「どんな施術か不安…」という方も多いのではないでしょうか。
そんな方のために、当サロン「からだづくり整体サロン ゆるむんや」では、初めての方限定のお試しコースをご用意しています。通常7,000円の60分施術を3,000円でお受けいただける特別コースです(毎月先着10名様限定)。
このお試しコースでは、生理痛の原因となっている大腰筋や股関節のケア中心で行います。
筋肉をゆるめる施術を体験して、生理痛や腰痛からの解放への第一歩を踏み出してみませんか?ぜひお気軽にお問い合わせください。
最後に
生理痛や腰痛は「仕方がない」ものではありません。筋肉の緊張を解消し、身体の内側からの自然な回復力を引き出すことで、多くの方が痛みやつらさから解放される可能性を秘めています。当サロン「ゆるむんや」では、あなたの快適な日常生活をサポートするために、ミオンパシー施術で筋肉をゆるめるアプローチを提供しています。痛みのない生活へ向けて、一緒に一歩踏み出しましょう。
※この記事の内容は、医学的な診断や治療に代わるものではありません。痛みが強い場合や長期間続く場合は、医療機関への受診をおすすめします。