大腰筋や股関節の筋肉が硬いと肩こりや冷え性や足のしびれなども起きやすい

- 最近足が冷たいなあ
- 足がしびれてきた
- ももの前が重だるい
- 肩こりがひどい
そんな悩みがある方に悩みのない楽しい日常生活を送れるようにサポートします。ゆるむんや代表、福岡のゆるめ師もってぃです。
大腰筋がロックしたときの影響シリーズ
- 腰痛になりやすい
- カラダが反れない・反ると痛い
- 猫背や骨盤後傾など姿勢が悪くなる
- 歩幅が狭くなるなど股関節の動きが悪くなる
- 肩こりや冷え性や足のしびれなど他の影響も起きやすい
シリーズ最終回の今回は
- 肩こりや冷え性などの影響も起きやすい
について、説明したいと思います。今回は幅広い内容になりますが、最後までお付き合いください。
冷え性は股関節の血行不良が原因
結論から言います。筋肉ロックによる血行不良が主な原因です。
「触ると冷たい」「触らなくても冷たい感じがする」「靴下などつけないと寒い」など特に女性に多い冷え性。原因は股関節から足までのどこかに血行不良があります。
人間のカラダは糖分と酸素によって、細胞で燃焼することで、エネルギーが発生し熱を出します。
酸素や糖分や他の栄養は血液によって届けられます。もし、届ける量が少ないと燃焼効率も下がり、エネルギー発生量も落ちます。
もともと栄養が少ない場合は、食事の見直しが必要ですが、そうでない場合があります。
それは硬く縮んだ筋肉によって血管を圧迫され、血流量が少なくなることです。
- 動脈の通り道が圧迫される
- 静脈やリンパ管の老廃物がうまく排出されていない
血流量を下がっているのはこの2つだと考えられます。これにより動脈血が流れるサイクルも悪くなり、新しい血液も供給しづらくなります。
老廃物が押し上げられていない場合は歩いたりすることで改善する場合もあります。それはふくらはぎなどの筋肉にはポンプ機能により、静脈やリンパ管流れを作る働きがあるからです。
しかし、ふくらはぎから股関節までのどこかが筋肉が硬くなっていると、硬くなった筋肉まわりの血管が圧迫され血液やリンパ液の流れる効率も下がります。また、こういう方は冷え性だけでなく、むくみも出る方もいらっしゃるのではないでしょうか?
とくに影響があるのが、大腰筋、腸骨筋、内転筋群、ふくらはぎの筋肉がロック(硬く縮んでいる状態)です。

足が冷たいといって足だけ改善しても、冷え性自体改善しないのは、血液の流れを意識した改善をおこなっていないからです。
その流れを元の状態に改善できるように、血流を阻害する筋肉ロックを解除することが重要になります。
足のしびれは股関節の血行不良が原因
足のしびれは神経ではなく、血行不良によるものです。みなさん正座をしたことがありますか?長時間正座をすると、しびれがでることがあります。その状態を思い浮かべるとおわかりかと思います。
血行不良になると普通は酸素供給不足になるため、ブラジキニンという物質が血管を広げようとします。ブラジキニンは発痛物質でもあるため、受容体という感覚器によって脳に痛みを知らせます。
しかし、あまりにも硬くなりすぎると、もともと圧迫されたままの状態なので、血管を広げようとするブラジキニン分泌もあったりなかったりで、断続的に脳に知らせるのがしびれの状態です。
よく神経が圧迫すると痛みやしびれが出るなど言われますが、神経にはそんな機能はありません。なぜなら神経はもともと感覚器から脳まで知らせる電線みたいなものだからです。神経を圧迫してもそんなに影響はないはずです。もし圧迫して影響があるとすれば麻痺になるはずです。
脳になにか疾患や影響がある場合のしびれは別です。もしご心配であれば病院で検査をおこなってください。検査して異常がなければ、筋肉の影響がほとんどです。
こちらも同様に冷え性やむくみと同様に大腰筋、腸骨筋、内転筋群、ふくらはぎの筋肉がロックが影響しています。

上記の筋肉のどこかがロックされ、筋肉が血管を圧迫されていることにより、足までの血行不良が発生しているからです。
血行不良を起こす圧迫する筋肉のロックを解除することで本来の改善へと近づきます。
肩こりは筋膜の痛み
肩こりってどういうときに起こるのかご存知でしょうか?
よく筋肉をほぐしたり、筋膜リリースで肩こりが治ったという方もいらっしゃると思います。肩こりのメカニズムがわかれば、根本原因から改善できます。
肩こりを感じるのは筋膜の痛みです。硬くなった筋肉により、筋膜のへの圧迫が生じます。筋膜には感覚器があるため、圧迫されたとき痛みを脳に知らせます。この状態がずっとつづくと、そのまま筋膜と筋肉の間の水分がうしなわれへばりついた状態になるので、ゴリゴリ感がまして、しまいには骨のように硬いというかたもいらっしゃるそうです。
筋膜をはがしても筋肉のロックが改善しない限り、コリは改善しません。肩の筋肉の血流やロックの改善を行うことが根本改善になりますが、ほとんどの方は肩だけが原因ではありません。
猫背や姿勢の悪さにより肩周りの筋肉に負荷がかかっている

以前、ブログで骨盤後傾や前傾、猫背などゆがみを説明いたしました。詳しくは以下のブログをご覧ください。
実は股関節や腰だけでなく上半身にも影響がでます。
骨盤後傾や前傾になると、頭蓋骨の重心がずれます。それにより頭の位置が前に移動し、背骨が曲がり猫背の状態になります。
猫背になると、首や肩が前に行きます。それによって首や肩の筋肉が伸ばされ、筋肉が縮み力んだ状態になります。日常生活の動きでも首や肩の筋肉への負荷が強くなり、筋肉がロックします。
この肩や首のロックが筋膜を圧迫する状態を作るんですが、みなさんに質問です。この状態で首や肩を施術して改善されると思いますか?
答えはNOです。まだ肩や首のロックになる根本原因が改善されていないからです。
つまり、大腰筋や腸骨筋、股関節屈筋群の筋肉ロックを改善し、猫背などのゆがみを改善することが、肩こりの悩みを解決する最短の方法です。
根本的に改善したいとき、肩こりは腰痛より原因が多いし時間がかかるのです。
このブログのまとめ
以上、長文ですが、大腰筋や股関節のロックで他の影響がでる説明をいたしました。
まとめると
- 冷え性やしびれなどは主に股関節までの血行不良が原因
- しびれは神経の圧迫ではない
- 肩こりは筋膜への圧迫
- 肩こりは猫背により肩首の負荷によるロックもありうる
- 肩こりは大腰筋や股関節を改善することが重要
ということです。
痛みや不調のある箇所だけでなく、股関節をしっかりゆるめれば、一時的な改善でなく、持続的な改善も可能です。
筋肉ロックについては、以下の内容をごらんください。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
このブログを書いた人

もってぃ
ミオンパシーセラピスト
ミオンパシーセルフ整体トレーナー
福岡のゆるめ師、SEを退職しミオンパシー開発者松尾毅氏にミオンパシー施術を学ぶ
九州でたくさんの方に腰痛やヒザ痛などの悩みから解放され、趣味ややりたい目標に人生を送ってほしいと心より祈っている
ウォーキングや自転車の長距離移動、食べることが好き
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筋肉を本来のニュートラルな状態へ戻す 〜ゆるふわ整体サロン〜 ゆるむんや
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